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あれ?ここどこ? ページ3

この手紙の内容は本当だったんだ

星「だからね、君には選ばなければならない時が来たんだ。それで私がここに来たんだよ」

『選ばなければならない時?』

星「そう。君にはこの世界の血とあっちの世界の血が流れている。本来こんなことはあってはならないことなんだ。だから、申し訳ないけど選んでもらう。この世界に残るかあっちの世界で生きるかを」

あっちの世界

つまりあの子たちにまた会えるってこと

あの子たちに会いたい

『決めたよ。私、あっちの世界に行く。あっちの世界であの子たちに会いたい!!』

星野さんはにっこり笑い待ってましたと言わんばかりに声を上げた

星「君ならそう言ってもらえると思ったよ!!それと勝手で悪いんだけどあっちへ行くときこの世界の人たちの記憶から君がいたっていう記憶を消すことになる。それでもいいかい?」

『ええ。かまいません』

星「よし!君には特別になにか願いをかなえてあげる!!」

願い・・なら・・・

『呪いを消す力と治癒能力がほしい。そうすればみんなを守れる!!』

星野さんはにっこり笑い「いいよ!」と言ってくれた

星「それと結界とかほかいろいろこっちでつけちゃうね?どんなものかはあとのお楽しみ!さぁ行くよ!!」


すると星野さんが私の手を握り空へ昇って行った
空に穴が開きそこに入る
とっさに目を閉じる

星「ほら、目を開けて!!」

目を開けると空の上にいた

『わぁぁ!』

星「すごいでしょう?あと注意しておいてほしいことがある。君に力を与えたけど死者を蘇らせることはできないからね?それと相手の傷は治せても自分の傷は治せないからそこは気を付けてね?君の力については今度手紙を送るからその時見てね。今使える力は呪いを解く力、治癒能力、そして言霊」

『言霊??』

星「自分の言葉を使う力だよ。例えば、消えろって君が言えば消える。飛べっていえば飛べるよ」

へぇ・・・案外いい力
こんなにいいのかな?

星「じゃぁがんばってね?」

そういい手を離した

『ええええええええ!!』


ちょっと!!
ここ空の上なんだけど!!!


星「あと産屋敷家に行ってみな!君のおばあさんのこと知っているかもしれないから!!がんばってねー!!」

『このやろう!!!』

それでも私は落ちている
まずいまずいまずい!!!

このままだと地面とこんにちわ!ってしちゃう!!

『あ!地面が見えてきた!!』

そういえば言霊つかえるんだっけ??
一か八か!

『クッション!!』

ボン!

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作者名:みなみ | 作成日時:2020年1月25日 23時

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