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あれ?ここどこだ?? ページ13

小芭内君とともに中に入る

女将「いらっしゃいませ!あら!伊黒さんじゃないかい?蜜璃ちゃんと一緒に来たのかい?」

小「いや、今日は俺の恩人ときたんだ」

『はじめまして。みなみです』

女将「はじめまして。ここで女将をしてます。さぁさぁ。こちらへどうぞ」

女将さんに案内されテーブルへ

小「姉上、なににする?」

『そうねぇ・・・あ、桜餅がいいな。小芭内君は?』

小「俺はいい。お茶だけもらおう」

女将「決まったかい?」

『はい!桜餅を2つとお茶も2つで』

女将「はいよ。あんた!桜餅とお茶二つずつね!」

奥からはいよ!!と元気な声が聞こえた

女将「奥にいるのは私の旦那だよ。私らはここを二人で切り盛りしているんだ。まぁゆっくりしていってね」

そういうと奥に行っていた

『桜餅・・・・』

小「うれしそうだな」

『もちろん!!ここにきて初めての甘味だよ!それに小芭内君と一緒に来れるからうれしいよ!!』

そういうとなぜか小芭内君の顔が赤くなっていた

・・・・なぜだ??

小「こっちにきてなにか不便なことはないか??」

『ん?特にないかな?みんなが気にかけてくれるから』

小「そうか。なにかあったら言ってくれ。姉上にはあっちでよくしてもらったから恩返ししたい」

『そんな!私が好きでやっているだけだから』

小「だから俺たちは姉上がしてくれたように安心して生活できるようにしたい。なにかあったら俺たちにいってほしい。できるかぎりするから」

小芭内君はまっすぐ私を見ていた

『ありがとう。小芭内君もみんなもやさしいから安心して生活できてるよ。むしろ楽しい!本当だよ?だってこうして小芭内くんと甘味処に行けるし気にかけてくれるからね。幸せなんだ』

小「当たり前だ。俺たちは姉上に救われた。・・・それに煉獄の命も助けてくれた。本当に感謝している」

そういいそっぽを向く

『??あたりまえだよ?だって大切な家族なんだから。助けて当然よ。小芭内も怪我したら私のところに来てね‼』

怪我の跡が残らないように直すから!

あ、でも実弥の傷跡は直せなかったんだよね・・・なんでかな??

小「・・・そろそろ行くか」

『うん!あ、すみません。お勘定』

小「いくらだ『え・・え、あの・・・・』姉上は出さなくていい」

女将さんにお金を渡し外へ行く

『小芭内君!ありがとう。ごちそうさま』

小「礼には及ばない。・・・時間があるし何処かによるか?」

『うん!このあたり見てみたかったんだよね』

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作者名:みなみ | 作成日時:2020年1月25日 23時

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