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あれ?ここどこ? ページ12

輝「彼女はどの柱たちよりも優れていたからね。不眠不休で働いていたそうだよ。いつ倒れてもおかしくないというくらいね。そんな働きをあってからか彼女がいたころは死んでいく隊員は少なかったからね。でもね、みなみ。君はそんなことしなくていいんだよ。杏寿郎たちを見守ってほしい。君がいなくなってしまったらあの子たちが悲しむからね。もちろん、私も」

『お館様・・・・』

輝「これからも杏寿郎たちを見守っていてほしい。それが君の仕事だよ」

『はい。承知しました』

お館様の屋敷をあとにし歩いていると小芭内君がこちらに歩いてきた

小「姉上。なぜお館様の屋敷に?」

『杏寿郎君のことについて聞かれたんだ。そういう小芭内君は??』

小「・・・甘露寺を探していたんだ。どうやら任務らしくどこにもいなくてな。姉上がよければ一緒に甘味処へ行かぬか?」

『わぁ!行きたい!私ここにきて初めて出かけるからうれしい!早速行きましょう!!』

小芭内君の手をつなぎ走る

小「おいおい、そんな走らなくも甘味処は逃げないぞ」

『あ、ごめんね。ここにきて初めてのお出かけだからうれしくて・・・』

小「(確かにここにきてすぐ倒れたり煉獄を助けたりして出かける時間がなかったな)・・・落ち着いたら皆で行くか」

『あ!いいね!お花見もしたいなぁ・・・そしたらお弁当も必要だよね!あ!おかずはなににしようか?卵焼きは王道だよね!小芭内君は甘い派?しょうゆ派??』

小「俺はしょうゆ派だ。甘露寺は甘い派だしほかのやつらもどちらも好きだからな」

『なら両方入れちゃおう!あとはおにぎりとかまぼこ・・・・あ、そうだ。あっちにいたときね・・・』

小芭内君といろいろお話をした

あっちにいたときのこととかこっちに帰ってきたときのこととか

今初めて聞いたけどこっちに帰ってきたとき私やほかのみんなのことを忘れていたんだって

小「俺が煉獄の父に助けてもらい家に行ったとき煉獄と再会してそのときお互いに記憶が戻ったんだ。ほかのやつらとも再会したときも同じだった。お互い再会してあの時のことをみんなで話したな。甘露寺なんて卵焼きを思い出して「みなみ姉の味を再現したい!!」って言って作っていたな」

『そうなんだ・・・うれしいなぁ。今度一緒にケーキを作ろうかな。その時は小芭内君も一緒にね?』

小「ああ。ここだ」

話をしているのに夢中になっていたせいか目的の場所についた

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作者名:みなみ | 作成日時:2020年1月25日 23時

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