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あれ?どこかで見たことあるぞ? ページ25

山「うん。疲れからくる風邪だね。薬出しておくね。はい、これいつものとこにいってもらってね。」
『ありがとうございます』
山奥「すぐよくなるから安心してね?」

それを聞き部屋の奥で待機している子たちが安心した顔をしていた

悲「ああ・・・よかったな」
天「行冥さん、泣いてるな」
死「大げさだ」
し「仕方がありません。小さい子は風邪一つ引くだけでも命にかかわるのですから」
カ「そうね。私たちみたいに少し成長すれば免疫がついて命に関わることはないのだけれど。まだ4歳ですものね」
山「ずいぶん詳しいんだね」
し「ええ。本に書かれてましたから」
山奥「えらいわね。将来、お医者さんになるのかしら?」
カ「まだ、決めてませんが・・・」
『まだ彼女らには早いですよ。はい、これで』

山本さん夫婦にお金を渡す

山「いいよ。今日はサービスだ」
『え、でも・・・・』
山奥「いいのよ。また遊びにきてね?もちろんみんなも」
『ありがとうございます』
山「お大事に」

山本さん夫婦を玄関まで送りその足で薬をもらいにいく

薬を無事受け取り家に、向かう

『無一郎くん。ご飯食べれそう?』

無一郎君は首を横に振る

『少し口に入れないと胃が荒れるから少し食べようね?』

無一郎君の体を起こし少しでも胃の中にものを入れる

無「・・・もういらない」
『うん。じゃぁ薬飲もうか?』
無「苦いの嫌ぁ・・・・」
『そうだね。でもシロップって言ってこれと一緒に飲めば苦くないよ』
無「・・・ほんとう?」
『うん!はい。どうぞ』

薬をシロップで混ぜて渡す
ためらいながらも飲んでくれた

『うん!えらいね!!』
無「苦くなかったよ・・・!」
『よかった!さぁもう寝なさい?』
無「うん・・・みなみおねえちゃん」
『ん?なに?』

布団で顔半分を隠した状態で

無「僕が寝るまでそばにいて・・・?」

たぶんさみしいんだろうなぁ
私も子供のころそうだったなぁ
両親が仕事で忙しくてほとんどおじいちゃんたちと一緒に暮らしていた
でも私が熱とか怪我をすると必ず仕事を休んでそばにいてくれた記憶がある

『うん。寝るまでそばにいるからね?』

そういい手を握る
無一郎君はにっこり笑い少しして寝息が聞こえた

『おやすみ、無一郎君』

部屋を出てみんながいるリビングへ

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作者名:みなみ | 作成日時:2019年12月15日 13時

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