今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:142,046 hit
小|中|大
…5… ページ5
これは聞いていいものだろうか…。
私はそう思いながらも、よく知らないお隣さんの山下さんに聞いてみた。
「その方のこと…好き……なんですか?」
山下「うーん…………ようわからん。」
フッと笑った横顔がすごく綺麗で少しドキッとした。
でもまだ切なそうな表情。
これ以上、聞くのは止めよう。
他人の私が聞くことじゃない。
「………そうですか。」
私はそう言って軽く頭を下げ、自分の部屋のカギを開けて中に入った。
しばらくドアの前に立ち、お隣さんが部屋に入っていくのを確認する。
そんな自分の行動がまるでストーカーっぽくて。
「気持ち悪いな、私。」
と小さく呟きながら部屋にあがった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
206人がお気に入り
206人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆんた。 | 作成日時:2017年1月3日 19時