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…31…山下side ページ31

山下「お邪魔しまーす。」


部屋に入り、中を見渡す。

なんということでしょう。


山下「めっちゃシンプルやな…。」


ベット、テレビ、ソファー、机だけの寂しい部屋。

もうちょい女の子らしい部屋を想像してたのに残念だ。


A「……お話、どうぞ。」


部屋を見渡す俺に冷めた視線を送りながらそう言う田中さん。


山下「おぉ。」


俺は短く返事をし話し始めた。

彼女が恥ずかしがり屋でなかなか距離を縮められないこと。

実は自分よりもほかの人が好きなんじゃないかと思ってしまうこと。


山下「この話を聞いてどう思う?」


A「…………………惚気ですか?」


うん、俺もそうおもった。

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作者名:ゆんた。 | 作成日時:2017年1月3日 19時

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