第56話 ページ13
まふまふside
Aを守るために…ナイフで刺されたはずなのに痛みが全くこない
恐る恐る目を開けると、そこには僕の足元でもがいてる＿Aだった
ま「A……？っAっ！！ねぇ！！Aっっ！！」
一瞬理解ができなかったけどすぐにわかった、僕の代わりにAが刺されたんだ
守らなければならない彼女を僕は傷つけてしまったんだ
いつの間にか溢れていた涙は頬をつたり、苦しそうにしているAの顔に落ちる
う「まーしぃっ！救急車呼べっ！！早くっ！！」
坂「A………！！…あかん、早く呼んで、命が危ない」
天「んなっ…やだ…Aっ！死んじゃわないで！！ねぇ…！！」
＿＿僕のせいだ
僕が刺されてればよかったのに
僕がAを殺したんだ…
そう思っていたら顔に出ていたのか
そ「お前のせいじゃない、だから自分を追い詰めるな」
そらるさんが肩を掴んでまっすぐ僕を見つめて言った
そらるさんは、強いな
ま「っっはい…」
由「っあ…あ…」ｶﾗﾝｯ
ナイフが落ちる音がしてその方を向くとAをいじめた人が手足を震えさせてたちすくんでいた
何だよ…刺してからんな顔しても遅いんだよ
隣にいたうらたさんもそう思ったのか表情を怒りに変えてその人に殴りかかろうとしたその時
ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰ…
救急車のサイレンと共にパトカーの音もする
誰が呼んだんだ…と思ったら
セ「……呼んでおきましたよ」
センラくんが携帯を見せながらそう言った
志「あの人や、あの女性がこの人を刺しました」
坂「下腹部をナイフで刺され意識は朦朧としてます。呼吸は今にも止まりそうです。酸素マスクをつけてください。その他、かなり重症な怪我を負っています。急いで治療をお願いします」
志麻くんが警察に言い、さかたんは救急車の人に説明をしていた
担架に乗せられたAはお腹が真っ赤だった、さらに白い服からは全身が赤色に見えた
殺されない程度にやられていたのか、刺された時には呼吸が出来ないほどダメージを受けていた
警「あの方は署でお話を聞きます、こちらに任せてください、あなた方は病院の方へ行かれてください」
警察の方はそう言ってあの女の人と数えきれないほどの男たちを乗せて帰った
僕らは無言のままAが乗っている救急車に乗った
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ずっきーにねむいふわふわ(プロフ) - 過去とバッドエンドで泣きまくりました。こんなに感動する小説初めて……。 (2022年12月24日 7時) (
レス) @page28 id: f2c96b9d0d (このIDを非表示/違反報告)
天使ちゃん。(プロフ) - 占ツクで初めて泣きました... (2021年2月21日 5時) (レス) id: 9ae00b4df1 (このIDを非表示/違反報告)
リ - なんか目から何回も水が出てくるんですが何なんですかねこれ、、、、、、なんか止まらないんですけれど、、、？？ (2020年10月6日 0時) (レス) id: e91b9a8a8b (このIDを非表示/違反報告)
ピピ(プロフ) - 小説で泣いたの初めてです………… (2019年12月22日 15時) (レス) id: 57f5280136 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - バッドエンドですごく泣きました！ (2019年12月11日 0時) (レス) id: bf10033614 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：.。なな。. | 作成日時：2019年4月20日 13時
