【歌い手】本当の私は仮面の下

第34話　過去編11 ページ37

Aside









『…歌い手……』





何故かとても興味がわいた





すぐに家に帰り全て投げ捨ててパソコンで調べた









『へー…面白そう、やってみようかな』





歌い手とはボカロ？という歌の種類？よく分からないけどそれを歌っている人逹のことみたいだ


人気の人だとオリジナル楽曲とかも出しているらしい



元々歌いことは好きだったし、よく上手だと褒められたものだ



録音などに色々な機械がいるらしいが今の私は1人だ、両親が貯めていた貯金は余るほどある





『っていうか、まずボカロを聞いて曲決めよう』




私は色々なボカロを聞きはじめた









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『っあれ…？私…何で泣いてるの…？』




ある曲を聞いていたら思わず涙が溢れた




私の心に強く響いてすぐにこの曲を歌おうと決めた






夜だから録音は出来ないけど、どう歌うかは決めれる








最初は優しく語りかけるように



サビにつれて力強く



そしてサビは強く、聞いてる人に響くように



最後あたりはか細く、今にも消えそうな声から決意のような声へ



ラスサビはどこよりも力強く、私の思いを全て乗せて









現実を忘れられた



現実逃避かもしれないけど、逃げたままでもいいかなって思えた





両親が死んだのにこんな早く立ち直れるなんておかしいけど



この曲は今の私にしか歌えない



昔の私でも、未来の私でも歌えない



今の私だからこそ歌えるから、歌う









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この曲に救われた私のように誰かも救えるように

ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー
曲のイメージはあくまで作者の考えですので、よろしくお願い致します。

何の曲か分かりましたか？知ってる方は知ってると思います！

過去編まだまだ続くっぽいです(汗)

お付き合いください！！

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