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自分がやる部分が終わった後、屋根の修復を手伝おうとしたら、止められたからだ。
屋根に登るのは危険らしい。
…それくらいできないと、軍人にはなれないんだけど。
私が道路でボーッとしていると、後ろから声が聞こえた。
…冬樹と、幼馴染の聞き慣れた声。
ゲロゲロ言う、お調子者で、皆の人気者。
…ケロ兄…いや、ケロロ軍曹だ。
…何故か、背負われている。
…楽しそう。邪魔しちゃ悪いよね。
「…軍曹殿…？」
少し小さなの声で、呟いた。
後ろにいるケロ兄…ケロロ軍曹に、顔を向けないように、俯きながら。
後ろから、声が聞こえた。私を、呼ぶ声。
バレたらしい。
私は、
…が、怯えている顔をしている軍曹殿に言うのは申し訳ない気がしたため、
私の目を見て驚いているケロロ軍曹に、一言だけ、呟いた。
「…様子見」
「よ、様子見に来ただけでありましたか…」
軍曹殿は、ホッとしたような息を吐いた。
…実は、軍曹殿は、へっぽこなのだろうか。
よくわからない。
冬樹が軍曹殿を慰め、ケロロ軍曹は回復した。
…そして、私を見て…驚いた顔で、焦った顔で…口を開いた。
「…あれ、リルルちゃん…？なんか、変でありますよ…？」
「…」
「ゲロォ！？まさかの反応無しでありますかあ！？」
泣きそうな顔の軍曹殿。
それを見た私は…少し、思い出した。
私が、星を壊した理由を。
…そういえば…私…
なんで、皆を、恨まなかったんだろう？
…まあいいか。
私は、子供みたいに泣いている軍曹殿を見ないようにして立ち去ろうとした。
「リルルちゃん…待ってほしいであります…！」
「…？」
「…また今度会う時まで、元気でいてほしいなあ…なんて…」
少しモジモジした後、ようやく声を出した。
…心配してくれたのかな。
いきなり、音信不通になったから。
…でも…
…そんなこと、言われなくてもわかってるよ。ケロ兄。
私は、口角を少し上げ
「その時まで、話しを積もらせておいてよ、ケロ兄」
と言った。
しばらくした後、ケロ兄の目が輝いた。
「りょ、了解であります！あ、今度、ガンプラを作ろうであります！」
「…飽きないね。行ってくる」
「行ってらっしゃいであります！」
私は、この惑星から飛び立った。
…すぐに終わらせて、また、様子を見に行こう。
認めたくないけど、少しだけ、そう思った。
終わり
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ライラ(プロフ) - メフィさん» ありがとうございますぅぅぅぅぅ！もうすぐで話が出来上がりますので、それまで楽しみに待ってて欲しいです…！頑張ります！ (2020年7月5日 19時) (
レス) id: 565c3a754b (このIDを非表示/違反報告)
メフィ - 頑張って！！そして楽しみだーーーーーーーーー！！！！！！ (2020年7月3日 21時) (レス) id: 2ce8d674b4 (このIDを非表示/違反報告)
ライラ(プロフ) - 玄さん» ありがとうございます！ゆるく更新していくつもりなので、楽しみにしててくださると嬉しいです…！ (2020年5月26日 7時) (レス) id: 565c3a754b (このIDを非表示/違反報告)
玄(プロフ) - ｳｵｯ普通に続きが楽しみ リルルちゃんこんな喋り方なのか…可愛い… (2020年5月26日 1時) (レス) id: c32115693c (このIDを非表示/違反報告)
ライラ(プロフ) - マテリアルさん» ありがとうございます！頑張ります笑 (2019年11月19日 18時) (レス) id: 565c3a754b (このIDを非表示/違反報告)
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