1話 ページ3
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…そろそろ。
そろそろだ。
「ペコポンに麻酔がかかるまで…あと2分。それまでにペコポンに着き…壊しがいのある奴から…壊す」
宇宙でふよふよ浮きながら、そう考えていた。
楽しみだなあ…
あ、そうだ。
「ゼロ兄にも会えるかな？楽しみだなあ…ゼロ兄は、破壊しないよう、気をつけないと」
そんなことを考えていると、ペコポンに着いた。
…麻酔、かかってる。
…よし
「リルル、出動しまーす」
欠伸をしながら、呟いた。
私は、その辺の学校に着いた。
…ここが、ペコポン。
知らない所。変な所。
おもしろい人、いるかな。壊れない人。
私は、人を探した。
誰もいない。いるけど、壊す価値もない人ばかり。
…つまんない。
そんなことを考えながら歩いていると、走っているペコポン人がいた。
動ける者。帽子。学生。
…消す。
私は、後ろについて行った。
…多分、こいつ…気づいてる。
チラッと、見られた。
…まあ、いいか。バレても、消すだけ。こいつは、いずれ消える。
そうこうしてる内に、誰かが機械みたいなケロン人に襲われそうになっていた。
こいつが助けちゃった。つまんない。
ペコポン人が喋っている中、ケロン人が話しかけてきた。
「お、お前は…！まさか…！」
「…私、あなたのこと、知らない。誰？」
「…え？」
そいつは、消えてしまった。
影、薄かったんだな…知らなかった。
まあ、消えて良かった。手間が省けた。
3人のケロン人は、唖然とした様子で…でも、警戒は解いてない様子だった。
良かった。これで消せたら、あっという間だった。
「姉ちゃん、あれって…」
「駄目よ、あいつは…きっと、さっきの奴らの仲間だわ」
「…少なくとも、味方ではなさそうだね」
「え？」
…何、話し合っているんだろう。
もう少し、聞いてみよう。
まあ、いいや。やっちゃえ。
私は、あいつらを攻撃した。
カンッ!!という音がした。
…あーあ。紙の盾で、防がれちゃった。
私は、後ろに隠れて何もしない2人に、腹が立った。
他力本願。苦手だ。
私みたいな奴だから。
「後ろに隠れてるペコポン人」
「っ！」
帽子のペコポン人は、庇うような仕草をした。
…威勢は、評価したい。
「戦うなり、逃げるなりしないと…何も出来ないまま、お荷物のまま…消えちゃうよ」
私は、言いながら、手を振りかざした。
帽子の人は紙を投げ、私が出したツルに縛られ、そして…煙が上がり…
2人は、転移されてしまった。
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ライラ(プロフ) - メフィさん» ありがとうございますぅぅぅぅぅ！もうすぐで話が出来上がりますので、それまで楽しみに待ってて欲しいです…！頑張ります！ (2020年7月5日 19時) (
レス) id: 565c3a754b (このIDを非表示/違反報告)
メフィ - 頑張って！！そして楽しみだーーーーーーーーー！！！！！！ (2020年7月3日 21時) (レス) id: 2ce8d674b4 (このIDを非表示/違反報告)
ライラ(プロフ) - 玄さん» ありがとうございます！ゆるく更新していくつもりなので、楽しみにしててくださると嬉しいです…！ (2020年5月26日 7時) (レス) id: 565c3a754b (このIDを非表示/違反報告)
玄(プロフ) - ｳｵｯ普通に続きが楽しみ リルルちゃんこんな喋り方なのか…可愛い… (2020年5月26日 1時) (レス) id: c32115693c (このIDを非表示/違反報告)
ライラ(プロフ) - マテリアルさん» ありがとうございます！頑張ります笑 (2019年11月19日 18時) (レス) id: 565c3a754b (このIDを非表示/違反報告)
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