検索窓
今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:21,412 hit

6 ページ6

.





家に着くと彼のバイクが既にアパートの前に止まっていた




「 どこ行ってた 」


その傍らの彼は相変わらず無愛想というか、塩というか。








『 近くのコインランドリー。調べて行ったんだけど、もうすっごい楽しかったの 』

「 は?たかがコインランドリーで?流石お嬢様だな笑 」





出会ってから2日目のその日、例えそれが呆れだとしても初めて見る口角の上がった瞬間だった






『 へ?いつ私がお嬢様って、 』

「 そんなの気付かない方がおかしいから。…ほら、それ早く置いてこい 」

『 うん、 』






"お嬢様"





一見信じがたいその言葉を、彼は何故だか信じてくれた。


そんな彼に少し不思議な気持ちを抱えたまま私はアパートへ足を動かす。







洗濯物を部屋に置いてから外に出ると、
彼は私にヘルメットを投げつけた









先程抱えていた気持ちなんて、すぐに忘れてしまうくらい、彼が眩しかった







それが夕日に照らされているからなのか、不思議な気持ちが関係しているのか、気にする余裕も無いくらいに。





.

7→←5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (57 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
294人がお気に入り
設定タグ:THERAMPAGE , RAMPAGE , 藤原樹
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Una:ユナ(プロフ) - ゆりかさん» うわぁそんなこと言って貰えて光栄です^^ ありがとうございます! (2020年1月25日 21時) (レス) id: f4e8eb1930 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりか(プロフ) - 更新楽しみに待ってます!!とっても続き気になります!! (2020年1月23日 23時) (レス) id: 1647bd3009 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Una:ユナ | 作成日時:2019年12月16日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。