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痛む体を無理矢理起こすと、体には1枚の毛布がかけられていて、そこに彼はいなかった
机を見ると、見た事のない食べ物がお皿に乗せてあって、雑に書かれた置き手紙もある
"バイト行ってくる。腹が減ったら食って"
塩気満載の手紙だけど、朝ご飯には感謝した
" ps. 服買いに行くから用意しといて"
そんな言葉を見つけ、なんだか胸が熱くなって。
それから樹が用意してくれた朝ご飯を食べて、生まれて初めてのお皿洗いをする
最初は手こずって何度も落としそうになったけど、コツを掴めば案外簡単だった
そう言えば私は、昨日からお風呂に入っていない
勝手に入ったら悪いかとも思ったけど少しの間だけ借りる事にした
『 へ？…せま、 』
『 は、行けない行けない！ 』
広さなんて関係ない、そう自分に言い聞かせシャワーを軽く浴びる
それからの時間が暇で暇で仕方がない
髪を乾かしている時、ふと目に留まった洗濯物を思い出した
樹が何時に帰ってくるかも分からないし、私がどこへ外出しても、別に彼は何も言わないだろう
手紙の上に置いてあった鍵を手に取り、私はある場所へと向かった
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Una：ユナ(プロフ) - ゆりかさん» うわぁそんなこと言って貰えて光栄です^^ ありがとうございます! (2020年1月25日 21時) (
レス) id: f4e8eb1930 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりか(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！！とっても続き気になります！！ (2020年1月23日 23時) (レス) id: 1647bd3009 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Una：ユナ | 作成日時：2019年12月16日 20時
