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『 あの、これが着替え？ 』
「 何か文句ある？ 」
『 無いです、 』
あれから数分後、用意された着替えは
世の中でスウェット、と呼ばれるもの
彼の視線が無いとしか言わせないだけであって、言いたい事は沢山ある
薄っぺらくてお世辞にも新品とは言い難い服。
それにこの部屋も、入ってからずっと寒いし
『 てか名前は？ 』
出会ってから1時間程、やっと自己紹介が始まった
「 青山A、 」
『 俺は藤原樹。 』
適当に座ってと言って彼は、暖房のスイッチを入れお湯を沸かし始めた
「 ねぇ脱いだドレスと指輪は？どこに置いたら？ 」
『 あー、じゃあそのクローゼット。 』
「 わかった。でもこれ、売ってもそんなにならないと思うけど 」
『 お前の見立ては？いくらだと思う？ 』
首を傾げてそんなことを聞いてくる彼は、私を試す様だった
「 んー、ざっとだけど、合わせて2億くらい？ 」
『 ふーん、あっそ。 』
そんな彼をよそに、私はドレスをハンガーにかけ、指輪と一緒にクローゼットにしまった
置いてあった机の前に座ると、今日の疲れが襲って来たのか睡魔に勝てずに眠りに落ちた
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Una：ユナ(プロフ) - ゆりかさん» うわぁそんなこと言って貰えて光栄です^^ ありがとうございます! (2020年1月25日 21時) (
レス) id: f4e8eb1930 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりか(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！！とっても続き気になります！！ (2020年1月23日 23時) (レス) id: 1647bd3009 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Una：ユナ | 作成日時：2019年12月16日 20時
