私の平凡返しなさい《宮侑》3

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.






その日の夜




眞衣なあ

眞衣なんで音沙汰ないねん

眞衣どうなったん?!



Aごめん今帰ってきた



眞衣は?遅

眞衣何してたん

眞衣え



Aんとね

A付き合った
　


眞衣ちょ、でんわ




.






眞衣「なあ！！ほんま？？！」



『うん』




いつもクールな眞衣が珍しくハイテンションで思わず口元が緩む。




眞衣「はあ、やっとか！自分のことのように嬉しいわ、おめでとうな」



『ありがと、眞衣大好き』


眞衣「どっちから言ったん？」


『んーあっち』



私がそう言うと、さすがやりおるなあ、と感心してる眞衣。





眞衣「2人とも鈍感やからどうなるかと思ったわ」




『え、どういうこと？、』




眞衣「あんたらどっちも分かりやすすぎやねん、


大分前から両思いやったやろ


やから見ててもどかしかったんやわ」




『マジですか…』




…いや嘘でしょ。





めちゃくちゃ分かりにくくしてたつもりだったんだけど、



侑だって大してアピールしてこなかったし、

なんならちょっと前まで紗希ちゃんにべったりだったですし？



はあ、にしても恥ずかしすぎる。




眞衣「まあ、付き合えたんやし結果オーライやん！」



いや、そうだけども、



…って、あれ、そういえば眞衣もみちくん先輩と一緒に過ごしてるんじゃなかったっけ…




『と、ところで眞衣は？もう帰ってきたの？』




眞衣「んーん、みちくんの家におる」

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