強がりな紅一点のお姫様。

Thirty-third. ページ33

《ごめんなさい!会話だけです！》



貴「自分ね,クラスで浮いとると」
貴「仲良い子おらんわけじゃないけど,
　 なんでかそーなる…」

貴「学校行ってもクラスメートから睨まれたり…
　 こっちを見ながら愚痴を言われたり…
　 これは今の状況ね,」
貴「前には,友達と喧嘩したときに,
　 その子が他の子に相談？さしたら,
　 孤立させたかったのか知らんけど,
　 自分がそーむと唯奈を頼るけん,
　 休み時間はその二人の周りに皆で集まるって決めて,
　 実際ほんとに集まられて孤立したこともある。
　 クラス中が自分のこと,冷たい目で見ると。
　 "あいつは喧嘩して相手の子をいじめてる"って。
　 そんなんしてないし,寧ろ逆にされよったし…」
貴「前の彼氏と別れてから,
　 急に変な噂が流れた。
　 "毎晩,電話しよる"って。
　 誰と？ってなるやろ？
　 彼女持ちのクラスメート。
　 そんなんぜったいせんよ？
　 だってあいつが彼女のこと好きなの
　 知ってたもん,ちゃんと。
　 いつも相談のってもらってただけ。
　 でもそれは二人が付き合う前の話で,
　 付き合ってからは全く連絡も取ってなかった。
　 やのにそんな噂流された。
　 しかもその噂を流し出したのが自分って言われた。
　 それであっちはぶちギレて,
　 今でも噂流したの自分て思われとるし,
　 もう１年近く絶縁状態。」
貴「掲示板には毎日自分の愚痴を書き込まれて,
　 そしてそれを読んだかどうかの確認を
　 次の日,掲示板でやり取りしてた人が
　 自分の目の前でして…」




貴「うん,ごめん」
貴「自分が被害者面しとるだけやね,もう終わろ」


貴「エゴサした自分が悪かったってことで」









涼「…は？」

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