強がりな紅一点のお姫様。

Twenty-ninth. ページ29

Aside

今から会見やよ。


涼「大丈夫？」

貴「ん、」

もう,
今の自分にはこう返すのが精一杯。

大「まぁ,俺らも緊張したよなー？最初は笑」

貴「そー？」

意外…

大「そうそう！
　 俺らもまだ頼りないと思うけど,
　 それでもAは一人じゃないから！」

大ちゃん…

貴「ありがとう」

大「いいえ！」


ｽﾀｯﾌ「移動おねがいしまーす！」

あ、

涼「さ、行こ」

貴「うん」


みんなが前を歩いてく。

涼介くんは隣。



この世にこんなかっこいい人もおるもんかな笑


ｽﾀｯﾌ「おねがいします」


ﾄﾝﾄﾝ

涼「大丈夫」

貴「うん！」


なんでかな？
涼介くんに大丈夫って言われたら
ほんとにそんな気がする、





ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ…


宏「この度はお忙しい中,
　 僕たちHey!Say!JUMPのためにお集まり頂き,
　 誠にありがとうございます」

光「本日,お集まり頂きましたのは,
　 Hey!Say!JUMPへの新メンバーの加入についてです」

貴「Hey!Say!JUMPに加入させていただくことになりました,
　 如月 A,14才,中学三年生です。
　 数日前,事務所の方からスカウトして頂き,
　 加入することになりました。」
貴「ファンの方からすれば,Jrも経験しておらず,
　 何と言っても女子である自分が加入することで
　 気分を悪くされる方も多いだろうと思います。」
貴「自分も覚悟はしています。
　 どれだけ時間がかかってもいいです,
　 自分のことを好きになってくださいとは言いません。
　 自分のことを認めてくださるよう,
　 精一杯頑張っていきます。」


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そっから質問とか色々あって…


さっき終わったと。


絶対ネット荒れるし,
学校も行きづらい…笑


知ってます??
さっきからずっと携帯鳴りよる。

ぜったいLINEよね、




裕「携帯大丈夫？笑」

あは、笑

貴「壊れるかな？笑」

裕「さー？どうだろうね笑笑」

壊れたらどーしよ笑笑

侑「Aってさ,恋愛とかSNSとかどうなの？」

あーそれか、笑

それはですね〜〜…

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