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「う、わ…すごい…」
チケットに提示されてあった時間に訪れた
キラキラと色めき立つ会場は
彼らを求めて集まっている人たちで溢れかえっている。
すれ違う人々がみんな笑顔で
今日という日を心待ちにしていたことが、ひしひしと感じられた。
…これが…亮ちゃんのお仕事…？？
慣れない雰囲気に戸惑いながら
指定された席につく。
周りにはうちわやペンライトを光らせる女の子達がいっぱい。
手ぶらでポカンとしてる私は
明らかに浮いていると思う。
ーー「すみません、前失礼します…」
女性二人組が私の前を横切ろうとしたので
足元に置いてあった鞄を除けようとしたその時、
「あの…もしかして阿部さんの…？？」
「あっ…！！」
声を掛けられて気づいた。
あのお店の店員のお姉さんだ…！！
「わ〜！隣の席だったんですね！」
栞「え、知り合い？」
後ろから顔を覗かせたのはこれまた美人なお姉さん。
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栞「はあ〜阿部ちゃんのねえ…」
「でも私、こういうライブとか初めてで…」
栞「そうなの？じゃあこれ貸したげなよ」
栞さんがひょいと取り出したのは
亮ちゃんの顔が写ってるうちわだった。
「え！？あ、それ私の…！」
栞「あんたは彼氏のをしっかり持ちなさい！」
なんてやり取りを唖然と眺めてて
…そうか、二人ともあの中の誰かと…。
「…私だけだったんだ」
…本当に何もしらなかったのは。
浮き足立つ会場とは裏腹に
やりきれない気持ちでいっぱいだった。
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umi(プロフ) - Green Snowさん» お返事が遅くなってしまい大変申し訳ございません！感想コメントありがとうございます＾＾私もまた機会があれば阿部ちゃんのお話も書きたいです！ (2020年12月10日 14時) (
レス) id: f8f6b36fe3 (このIDを非表示/違反報告)
Green Snow(プロフ) - ２日間で全てのシリーズを読ませていただきました！すっごくよかったです！私は阿部担なので阿部ちゃんのお話の主人公がいいなぁーって思いました！もしよろしければ私の作品もよろしくお願い致します。 (2020年10月30日 17時) (レス) id: 496dbb2b16 (このIDを非表示/違反報告)
umi(プロフ) - 雪の王子様さん» シリーズ全部読んで頂けたんですね！ありがとうございます！（ ; ; ）そうなんです、、康二くんだけ未だ不完全燃焼なので私もいつか書けたらとは思っているんですが、、。ご期待に応えられるよう妄想膨らませときます！！コメントありがとうございました^ ^ (2020年9月18日 23時) (レス) id: 07ad47b367 (このIDを非表示/違反報告)
雪の王子様 - 素敵な世界観で個人的亮平とのお話にキュン死してました(笑)あの後康二はちゃんと新しい恋を見つけれたのか気になってます。いつか康二の恋のお話も読みたいです。素敵なお話ありがとうございました。これからも頑張ってください。本当に完結おめでとうございました。 (2020年9月18日 7時) (レス) id: a501c8742d (このIDを非表示/違反報告)
umi(プロフ) - みるきーさん» お待たせしてすみません！そしてありがとうございます！おかげさまで完結することができました^ ^良ければまた次回作も見に来てください！！ (2020年9月12日 6時) (レス) id: 07ad47b367 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：umi
| 作成日時：2020年5月26日 14時
