すのハウス２

部屋割りデスマッチ３ ページ21

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ラウールside




ーーピコン

ラ「ん…？」


阿部くん康二たちが面白いことしてるから降りておいで



…面白いこと…？



阿部くんに呼ばれてリビングへ降りてみると









目「ちょっ…！こーじ変なとこ触んなって！」


向「だって佐久間くんの手がぁ〜！！」


佐「お、おい！もっと足開けって！！あぁぁ〜〜！！！」






ラ「な…」



開いた口が塞がらないとはこの事か、と

目の前に広がる異様な光景に戸惑いを隠せない。


そして…



「ふふん」



絶叫してる彼らを眺めて

"大 満 足"が滲み出てるAちゃんの姿。







ラ「阿部くんこれって…」

阿「びっくりした？いや〜久々に見たな…




ツイスターゲーム(笑) 」





マットの上でなんとも言えない絡み方をしてる三人。



一体なぜこんなことになったのか…

俺は一から阿部くんから説明してもらった。







ラ「それでこのゲーム…」

阿「うん、事情を聞いたAが興奮して持ってきたんだ(笑)」

ラ「でも…


なんで阿部くん、貧乏層に降りたいの？」





俺が純粋な疑問をぶつけると…





阿「え？…だって…




一階の方がAの部屋と近いじゃん(笑) 」





そんな阿部くんの一言に

ピクンと地獄耳を動かす三人。







目「…なんか俺…別に今のままでいいかも」

向「わかるわかる！愛着もあるし！」

佐「ん〜嫁が嫌がったら可哀想だしなあ〜〜」




…なんという手のひら返し…。




阿「なーんだ、残念っ」

ラ「…」





この結果が阿部くんの天然なのか計算なのか

俺には真相はわからないけど…





結局、部屋割りは変わりませんでしたとさ。

(ちなみにツイスターゲームは体幹で佐久間くんの勝ち)

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