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星降る夜に2 ページ2

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「あれが織姫様と彦星様?」


阿「そうそう、ベガとアルタイル」



「さそり座はどこ?」


阿「1つすごく光ってるのがアンタレスだから…


あの電柱の真上辺りだね」






近所の川沿いに座って星を眺める俺たち。


流星群の観測予定時刻まではもうすぐ。





.



阿「俺さ」

「うん」


阿「子供の頃から図鑑とか好きで、父さんに色々買ってもらってたんだけど…

どうしても、星の図鑑だけは買ってもらえなかったんだよね」


「どうして?」


阿「のめり込んで夜寝なくなったら困るからって(笑) 」

「ふふ(笑) じゃあ…





こんな夜中に息子を連れ出してる私は

阿部パパに怒られちゃうな」





そう言って隣で笑うAを見て

俺は思わず、今まで胸に閉まってた疑問をポツリと呟いてしまった。







阿「…つまんなくない?」


「え?」





昔から、考え方が少し理屈っぽい俺は

いわゆり若者の"ノリ"ってやつを未だに掴めない。




勉強が好きだし

その知識を大事な人と共有したいって思う。




だけど

そんな俺の話を、「面白くない」って

離れていった女の子だって少なくない。





そんな俺の真意を汲み取ったのか

はたまた偶然なのかは分かんないけど






「本を作ることが仕事の私にとって


阿部ちゃんと過ごす時間は

自分の世界を広げてくれるから…





とっても有意義だし、しかも楽しいよ」





Aは俺が求めてた

百点満点の言葉をくれたんだ。






「あっ!」

阿「すっげ…」




その瞬間、俺たちの上空に

数えきれないほどの流星群が夜空に降り注いだ。






ねえA、


数多に流れる星たちに

君は何を願ったのかな?








俺は君とずっといられますように、って

それだけを願ったんだよ。

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作品ジャンル:タレント
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umi(プロフ) - 夢さん» コメントありがとうございます!!展開を気になっていただけるのは本当に嬉しいです!モチベになります( ; ; )次章も楽しんでいただけると嬉しいです!! (2020年3月25日 0時) (レス) id: d3ac30b1ff (このIDを非表示/違反報告)
umi(プロフ) - 華雪さん» コメントありがとうございます!!大好きだなんて…勿体ないお言葉ありがとうございます!移行後もよろしくお願いいたします^^ (2020年3月25日 0時) (レス) id: d3ac30b1ff (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 初めまして。コメント失礼します。今までSnowManの色んな作品を拝見してきたのですが、久しぶりにここまで展開が気になり読んでいて夢中になっています。これからも更新頑張ってください。応援しています! (2020年3月24日 14時) (レス) id: 97d80eb079 (このIDを非表示/違反報告)
華雪(プロフ) - これからの展開がすごく楽しみです(^^)甘くて少し刺激があって、本当に大好きなお話で、更新を心待ちにしています☆ (2020年3月22日 22時) (レス) id: 62ed749812 (このIDを非表示/違反報告)
umi(プロフ) - okmrernさん» こちらにもコメントありがとうございます!自己満だらけの私の作品をそんな風に言って頂けて嬉しい限りです( ; ; )先を楽しみにして頂けるような話を更新できるように頑張ります^ ^これからもよろしくお願いします! (2020年3月7日 20時) (レス) id: ac7556c90d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:umi | 作成日時:2019年12月26日 17時

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