おとなの階段登る４ ページ33
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「さー悩める青年よ！
お姉さんになんでも聞きなさい！」
俺の隣に腰掛けたAは謎にはりきってて、
…こういう時だけ歳上ぶるなよな。
でもやっぱり、社会人としては当然先輩なわけで
話を聞いてもらういい機会なのかもしれない。
目「Aはさ…なんで小説家？」
俺の質問にAは腕を組んで、
数年前の自分を思い出し始めた様子。
「えっとー趣味で書いてたものをなんとなく？
出版社に投稿してみたら、気に入ってもらえてー…みたいな？」
目「そうだったんだ…」
てっきり昔から作家を目指してたのかと思ってたけど
Aの話は…今の俺の状況と少し似てた。
目「それで、じゃあ小説家になります！ってなったの？」
「うん、即決」
目「…その仕事が本当に自分に向いてるのか、
悩んだりしなかったの？」
俺が尋ねるとAは
「自分が何が向いてるかなんてわかんないよ。
悩むのも迷うのも当たり前、
1番良くないのは…それを理由に何もしないことだと思ったから」
あっけらかんとそう答えた。
"1番良くないのは何もしないこと"
その一言が今の俺にグサッと突き刺さったのと同時に
完全なる目からウロコだった。
目「…そっか…そうだよな」
「何でもやってみなきゃわかんないよ。
ちなみにうちお父さん大工だったし。文才ゼロよ。トンビが鷹を生んだのよ」
目「それは…スゲーな(笑) 」
「あ！あとお肉ありがとうね！美味しかった！」
さっきまで真面目な顔してたのが嘘みたいに
ニコニコ笑うAを見て
あー…Aに話してよかった、
って素直に思った
そんなとある深夜のリビング。
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umi(プロフ) - みーさんさん» ありがとうございます！次章も楽しんでいただけたら嬉しいです^ ^ (2019年12月26日 23時) (
レス) id: ac7556c90d (このIDを非表示/違反報告)
みーさん(プロフ) - ふっかがすっごく良いです！！ (2019年12月22日 1時) (レス) id: 2f3f1aaf25 (このIDを非表示/違反報告)
umi(プロフ) - ほのさん» コメントありがとうございます！現在はややふっか優先ですが…これから主人公が誰とくっ付くのか楽しみにしていただけると嬉しいです^^これからもよろしくお願いします！ (2019年12月16日 0時) (レス) id: ac7556c90d (このIDを非表示/違反報告)
umi(プロフ) - momoさん» コメントありがとうございます！伏線の回収がいつになるかわかりませんが、(笑) 気長に待っていただけると嬉しいです！これからもよろしくお願いします^^ (2019年12月16日 0時) (レス) id: ac7556c90d (このIDを非表示/違反報告)
ほの - ふっかと特別な関係って形だったので主人公とふっかをくっつけてほしいです。内容は面白いです。これからも楽しみにしてます。 (2019年12月15日 15時) (レス) id: 44252da1e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：umi
| 作成日時：2019年10月24日 14時
