Make it hot tonight

８ 目黒side ページ8

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俺達の同盟が

あまり結果を出さないままでいた


そんなある日のこと。





「よ、よろしくお願いします！！」



昨年に引き続き出演する

俺たちの夏公演の中の一曲を、


Aが振り付けることになった。



たぶん、Aにとって


兄さんたちと仕事することは

未だかつてない大事件で…




佐「ひっさしぶりじゃ〜ん！なに、緊張してんの？」

阿「みんな楽しみにしてたよAちゃん」

「は、…はい！！お手柔らかにお願いします！！」




…こっちまで緊張が伝わってくる…。





目「大丈夫かよアイツ…」




向「は、初めまして…？かな？俺」

宮「康二はそうだね。

彼女はいつも小さいJr.達を担当してる…」





おそらく面識のなかった康二に改めて、

彼女の紹介をしている途中

　


ーーガチャッ
ラ「お疲れ様です！…って…

…げっ…Aちゃん…」



制服姿のラウールがスタジオに入って来た。





「あ、ラウール！」

ラ「そうか…今日からだった…完っ全に忘れてた…」



見知った顔にパッと顔が明るくなるAに反して


忍者時代のレッスンがフラッシュバックしたのか、

表情を曇らせていくラウール。



　


目「…何、お前ビビってんの？」

ラ「…だって…ゴニョゴニョ」


深「っしゃとりあえず始めよう！

俺らみんなAに期待してるから…頼むな！！」




バシッとふっかさんに背中を叩かれて

喜んでる…と思いきや、



「はい、じゃあ…

まずそこ目黒と翔太くんシンメで…

あ、岩本くんがそっち、、はい。

オーケーです。じゃあカウントで頭からいきますね」




スイッチが入ったのか、

急に仕事モードに切り替わるA。




目「…ふ(笑) 」




…なんだ、全く心配いらねーじゃん。

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