２４ 目黒side ページ24
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目黒side
嫌な予感がした。
頭によぎるのは
もぬけの殻になったAの部屋。
このまま何も言わずに居なくなるなんて…
俺は絶対許さない。
ーー目「今日も随分怒鳴ってたらしいじゃん」
ーー「だって言うこと聞かないんだもん」
ーー目「ふーん…大変だな」
ーー「でも…
生意気だけど、みんな可愛いんだよねぇ」
そう言って笑ってたあいつの顔は
すごく楽しそうだった。
…なのに、
誰よりも誇りに思ってたはずの仕事を
こんな簡単に投げ出すなんて…
目「…っありえねえだろ、ふざけんな…！」
やり場の無い苛立ちと
彼女を失うことへの不安
感情がぐちゃぐちゃのまま、
俺は無我夢中で走った。
…頼むっ…間に合ってくれ…！！
ーーピンポンピンポン
目「A…っ！？」
何度もチャイムを鳴らして
扉を拳でドンドンと叩く。
周りの目なんて気にしてられなかった。
とにかく必死で
扉の向こうに向かって叫び続けた。
すると、
微かに聞こえた小さな足音。
ーーガチャッ
そっと開いた扉の先には
「目黒…？？」
目を丸く見開いたAの姿があった。
目「…っよかった…！」
Aが居た。
その事実だけで安堵した俺は
分け目も降らず彼女を思いきり抱きしめた。
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umi(プロフ) - okmrernさん» ありがとうございます！！めめこじ良いですよねわかります＾＾前作より大分時間が空いてしまいましたが何とか思い出しながらつなげていきたいと思います(笑) (2020年5月26日 20時) (
レス) id: f8f6b36fe3 (このIDを非表示/違反報告)
okmrern(プロフ) - お疲れ様でした！めめこじファンなのでこの作品も楽しく拝見させてもらってました！阿部ちゃんも楽しみです！ (2020年5月26日 17時) (レス) id: b6a7ef389c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：umi
| 作成日時：2019年9月19日 5時
