２ 目黒side ページ2
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「あ、目黒だ」
レッスンの休憩中
自販機から飲み物を取り出そうとしたとき、
後ろから名前を呼ばれた。
振り向くとそこにいたのは
ジャージ姿のA。
目「お前も来てたの？」
「チビ達隣のスタジオなんだよね」
そう言いながら
自販機に小銭を入れている彼女は
Jr.の、主に小中学生を担当してる
ダンスインストラクター。
若くしてうちの事務所に専属で付いてるもんだから…
わりと事務所の中では顔が知られてる存在で。
俺ら年長組のステージに関わることはほとんどないけど
俺は同い年ってこともあって、
昔からわりとフランクに繋がっていた。
「今回スケジュールかなりタイトだよね〜」
なんて言いながら
自販機のボタンを押そうとしたAの指より先に
彼女の背後から手が伸びて来て…
深「俺ポカリー」
ーーピッ ガシャンッ！
「あ！！え…ちょっと！！深澤くん！！？」
深「よお、久々」
その手の正体は、
いたずらっ子みたいな笑みを浮かべたふっかさん。
目「お疲れっす」
深「ういー」
「も〜人のお金で…！」
深「まあまあ、
今度飯連れてってやっから。サンキュー」
そう言ってレッスン室へ戻っていくふっかさん。
そして
「ったく…相変わらずなんだから…」
その後ろ姿を無意識に目で追ってるA。
目「…」
「…なによ」
目「…お前も大概だな」
俺の言葉にAは顔を赤くして目を逸らす。
その時俺は
叶わない恋にしがみ付き
伝えられない気持ち縛られたAに
目「…なぁ今日夜暇？」
自分の姿を重ねてたんだ。
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umi(プロフ) - okmrernさん» ありがとうございます！！めめこじ良いですよねわかります＾＾前作より大分時間が空いてしまいましたが何とか思い出しながらつなげていきたいと思います(笑) (2020年5月26日 20時) (
レス) id: f8f6b36fe3 (このIDを非表示/違反報告)
okmrern(プロフ) - お疲れ様でした！めめこじファンなのでこの作品も楽しく拝見させてもらってました！阿部ちゃんも楽しみです！ (2020年5月26日 17時) (レス) id: b6a7ef389c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：umi
| 作成日時：2019年9月19日 5時
