１５ 渡辺side ページ15
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タクシーが消えていった方向を見つめてボーッと立ち尽くすこと数分。
渡「…ぁ…」
俺はこの時初めてAの顔思い出した。
…そうだ、A…。
時計を見ると23時。
まだ起きてるか…と携帯を取り出すも充電があと2%しかない。
くそ、電話したら切れるな…そのまま行ったほうが早いか。
昔から変わらないAのあの柔らかな笑顔を頭に思い浮かべると、足が勝手に走り出していた。
謝らねーと今日の事…
きっとAなら笑い飛ばしてくれる。
幸いなことに陽子さんと食事したレストランはAの家からそう遠くなかった。
ーー“え！翔太来られないんじゃなかったの！？
も〜来るならいってよね！お風呂済ませちゃったからすっぴんだよ〜”
なんてブツブツ言いだすAの姿が目に浮かんで、思わずにやける。
俺、今側から見たら気持ち悪りぃだろうな…(苦笑)
Aのアパートの入り口まであと数メートル。
その時2つの人影が見えた。
「ふふ…今日はありがとうございました(笑) 」
「すっげーおいしかった！よかったらまた作って。今度店にも行くし」
楽しそうに笑い合ってる2人の声は俺に耳なじみのあるものだった。
渡「…は…？」
俺があいつの姿を見間違えるわけない。
…なんでここに照がいんの？
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umi(プロフ) - okmrernさん» コメントありがとうございます！展開がぽんぽん進むのが私の特徴でございます！(笑) そう言って頂けて嬉しいです^ ^これからも是非よろしくお願い致します！ (2020年2月28日 22時) (
レス) id: ac7556c90d (このIDを非表示/違反報告)
okmrern(プロフ) - コメント失礼します。しょっぴーひかるくん主人公3人の気持ちが切なくて号泣でした…泣きました！！話の長さも長すぎずサクサクっと読めてよかったです！書き方も素敵でした！他のも読ませて頂きます！これからも頑張って下さい！！ (2020年2月26日 1時) (レス) id: b6a7ef389c (このIDを非表示/違反報告)
umi(プロフ) - 西川みづきさん» ありがとうございます！なるべく早く次をお知らせできるように頑張ります！(^^) (2019年9月28日 17時) (レス) id: ac7556c90d (このIDを非表示/違反報告)
西川みづき(プロフ) - コメント失礼致します！とても面白かったです！このお話の後も気になります！完結お疲れ様でした！！ (2019年9月27日 19時) (レス) id: 8afed27b6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：umi
| 作成日時：2019年9月1日 10時
