検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:53,873 hit

†第六話† 銀髪の ページ8

ぶつかった際、銀髪の頭がみぞおちにあたり呼吸が苦しくなる。
そんな俺を無視して銀髪の子はさっと立ち上がり、黄色い謎の生物に向き直る。俺も立ち上がろうとしたが体が思うように動かず、その場へ座り込んでしまう。

何だよあいつ、謝りもしねぇで。

ムカついた俺は走り出そうとする銀髪頭の腕をとっさに掴む。
逃げられないようにぎりっと強めに掴んでいたが、何を思ったのか掴まれた腕をそのままに俺を軽々と抱えひょっいっと高台へ飛び移る。

「お、おい」
??「・・・・・大人しくしてないと、ここから落とす」

〜〜!ムカつく奴。
それでも本当に大人しくしてないと落とされそうだった。
現に身長差があるのにも関わらず軽々と俺を持ち上げたのだ、悔しいがここは素直に言うことをきいといた方が良さそうだ。
・・・・・納得はいかないがな。

抱えられていた体は高台に下ろされ自由になる。

「ぃてーな、もっと優しく下ろせよ」
??「・・・・うるさい」

あーあー、いけ好かない奴。
けど、あそこにいたら俺はいつか怪我してたのは事実。わざわざこんな高台に運んでくれたんだ。
礼を言っておくのが筋だろう。

「あー・・・まぁ、わざわざここまでありがとな。お前って案外いい奴なんだな」
??「・・・・・オレはお前が邪魔だと思ったからやっただけだ、礼はいらない」

そういって銀髪頭は黄色い生物がいる場所へ降りていく。

黙ってればかわいい奴なんだけどねぇ。

†第七話† 烏間→←†第五話† 驚愕



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (40 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
38人がお気に入り
設定タグ:暗殺教室 , 堀部イトナ , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

一颯(プロフ) - 同性愛ものには専用のフラグを立ててください。 (2016年4月18日 3時) (レス) id: 050c8f6d1c (このIDを非表示/違反報告)
クロウサギ(プロフ) - この作品の続編見たいです!! (2015年5月18日 4時) (レス) id: 29761c99ab (このIDを非表示/違反報告)
緋腹 - この話をみてイトナ君が好きになりました!アザス!!(´∀`*) (2015年5月9日 0時) (レス) id: 5e74d9c177 (このIDを非表示/違反報告)
聖王ダークリンク - 今は………それが、お互いの為だろうからな。 (2015年4月22日 21時) (レス) id: 964e6546a5 (このIDを非表示/違反報告)
聖王ダークリンク - やはり無理か……………。いや、いいんだ。多分、最初から分かってた事だと思う……………今はまだその時じゃないってことは。あいつ自身が心を開くまでには、時間がかかると思う……………だからゆっくり待とう。 (2015年4月22日 21時) (レス) id: 964e6546a5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:うみしお | 作成日時:2015年4月19日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。