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❁ とある刀の手記 ページ4
○月✕日 晴れ
今日は主と万屋街に買い物に行ったんだ。
金平糖を買ってもらったんだけど包丁に見つかってずるいと泣かれちゃった。
〇月×日 晴れ
今日は本丸のみんなでお花見をした。
せっかくだからこの前買ったピンクの爪紅を塗ってみた。
主に可愛いねって褒められちゃった
〇月×日
主が熱を出してしまった。
薬研が見ててくれてるから安心かな。
俺も主に喜んでもらえるように燭台切にお粥の作り方を教えてもらった。作って持っていったら美味しいって褒めてくれた。
〇月×日 曇り
最近主の元気がない。
けどいつも通りに動いてるから俺の気のせいだったみたい。
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数日の空白期間が空いている。
〇月×日 雨
やっぱり主の様子がおかしい
気の所為じゃなかった。
〇月×日
あれからずっと一緒に居たのに少し目を離した隙に主が居なくなってた。
障子の開く音も遡行軍の気配も何もしなかった。
あるじ、どこいったの
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作者名：維白 | 作者ホームページ：
作成日時：2023年10月23日 23時
