暁星の花嫁

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『ジミニはちゃんと友達いるの？』


JM「急にどうしたの？失礼だなー」



私の質問にジミンは目を丸くした後、笑いながら首を傾げた。

今日は前回会った時から1ヶ月経っていて、私はジミンに会えた喜びを感じながら隣に座るジミンと話をしていた。



『ジミニと同じ旅装束を着ている人たちにジミニのこと聞いても誰も知らないって言うよ？テヒョナは秘密って言って教えてくれないし』


JM「そうなんだ。Aは僕のこと聞いて回ってるの？」



少しからかうように目を細めて私の顔を見るジミン。
私は目をそらした。
ジミンのこと聞き回っているなんてきもいって思われたかな…



『だって、ジミニは自分のこと何も教えてくれないじゃん』


JM「…ごめんね」



いつもと違って少し元気のない声に私は慌ててジミンに視線を戻すと、ジミンは眉を下げて申し訳なさそうな顔をしていた。

きもいって思われてなさそうで安心はしたけど、ジミンにそんな顔をさせるつもりはなかった。



『無理に話せってわけじゃなくて、ちょっと気になっただけだよ。私こそ勝手に聞き回っちゃってごめんね』


JM「ううん、僕も気にしてないよ。だからそんな顔しないで」



ジミンに両手で頰を挟まれて、無理矢理笑わされた。
私はジミンに頰を触られて多分馬鹿みたいに顔が真っ赤になっていると思う。



JM「ふふっA変な顔」


『ジミニが変な顔にしてるんでしょー』



ジミンの手が熱いのか、私の顔が熱いのか、私にはわからなかった。

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