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HS「お嬢様、貴女は何者ですか？」
『…え？やだなー私は私ですよ』
ソクジンさん助けて…
バレないようにねってせっかく言ってくれてたのに早速バレそう…
HS「…お嬢様は知っていると思いますが、俺は護衛も担当しています。だから人の表情の動きや言動には敏感なんです」
『…絶対に誰にも言いませんか？』
HS「はい。約束します」
人の観察に長けている人を誤魔化すのは無理だと早々に諦めた私はここまでの経緯と入れ替わった可能性があることを説明した。
ついでに中身の私は普通の一般人だから普通に話してほしいことを伝えた。
HS「本当の名前は何ていうの？」
チョンホソクと名乗った彼は、とても明るい人で重苦しい雰囲気だった車の中は気づけば明るい雰囲気に変わっていた。
『それが同姓同名なんです』
HS「へー運命だね！」
『嬉しくない運命ですね』
HS「俺の上司のヒョンなら色々調べるのが得意だしヒョンに本当のAちゃんを探してくれるように頼んでおくね」
『本当ですか？ありがとうございます！』
HS「どういたしましてー。でも、Aちゃん今のままじゃ前のお嬢様と全然違うから変だよ」
ホソクさんの言葉がぐさっと私の心に刺さった。
入れ替わりがバレないようにするのはかなりハードモードのようだ。
『アドバイスをくれませんか？何とかバレたくないです』
HS「わがままで偉そうにしてたら大丈夫だよ」
わがままで偉そうに、か。
そのアドバイスを私の心に刻んだ。
HS「はーい着いたよ！」
『はあ…』
ホソクさんの明るい声とともに車は止まった。
…ここがお金持ちの令息令嬢が通う学校…
私は緊張で胃の痛みを感じた。
続く (更新停止中)
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雪 - 少し読んだだけでも惹かれました！更新、楽しみにしてます！ (2018年11月20日 2時) (
レス) id: 585149c4a1 (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - 抹茶さん» ありがとうございます！喜んでいただけるように頑張ります！ (2018年9月29日 19時) (レス) id: 9e7a84e474 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - こういうお話大好きです！！応援してます！更新頑張ってください！ (2018年9月25日 17時) (レス) id: 1384a18ffe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴葉
| 作成日時：2018年9月23日 17時
