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JN「お嬢様、起床の時間でございます」
ゆらゆらと体を揺り動かされて、私はまだ重たい瞼をゆっくりと上げて目を開いた。
JN「おはようございます」
控えめな笑顔を浮かべる、かなりイケメンの男性がベットの上の私を見下ろしている。
私はこの人が誰かわからないし、何故知らない人が私の家にいるのかわからない。
お母さんを呼ぼうと声を上げようとして、私は口を開けて固まった。
…ここは私の家じゃない。
こんな豪華な部屋、私は知らない。
JN「…お嬢様?何か私の対応がお気に召されませんでしたか?」
『えっと…あなたは誰ですか?ここはどこですか?』
私がそう言うと、私を起こしたその男性は目を見開いて口を大きく開けた。
かなりイケメンな男性のそのオーバーリアクションと変顔に私は知らない場所にいるにもかかわらず、思わず笑ってしまった。
『変顔上手ですねㅋㅋ』
JN「やー俺はワールドワイドハンサムだから変顔もイケメンでしょー!」
男性は頰を膨らませて怒っていたけど、はっと何かに気付いた顔をしてすぐに頭を下げた。
JN「…申し訳ありません。余計なことを喋りました」
私は態度の急な変わり様にただただ驚いて呆然と下げられた頭を見つめた。
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雪 - 少し読んだだけでも惹かれました!更新、楽しみにしてます! (2018年11月20日 2時) (レス) id: 585149c4a1 (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - 抹茶さん» ありがとうございます!喜んでいただけるように頑張ります! (2018年9月29日 19時) (レス) id: 9e7a84e474 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - こういうお話大好きです!!応援してます!更新頑張ってください! (2018年9月25日 17時) (レス) id: 1384a18ffe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琴葉 | 作成日時:2018年9月23日 17時