3 ページ3
『私の名前はユン・Aです。17歳です』
JN「俺はキム・ソクジン。21歳だよ。…やっぱりお嬢様でしょ？名前そのまんま一緒だよ？」
『本当ですか？ここ絶対に私の家じゃないですよ？』
JN「うーんでもなぁ…。記憶喪失とか？」
結局私が頼み込んで普通に話してもらうことになった。
けど、どうも話が食い違う。
『記憶は全くなくなってませんよ？』
JN「…うーん」
『あ、そういえば、なんでソクジンさんはあんなに私に怯えてたんですか？』
私がそう聞くと、ソクジンさんは困ったように笑った。
JN「えっと…怒らない？」
年上のソクジンさんだけど、少し遠慮がちに私の様子を伺う姿に私は今日何度目かわからない苦笑を浮かべて頷いた。
JN「俺もまだこの執事の仕事に就いたばかりで人伝いで聞いた話なんだけど」
『はい』
JN「お嬢様ってこの国でもトップレベルの大企業の社長令嬢だから、めちゃくちゃわがままで気にくわない使用人はすぐに辞めさせるんだとか聞いちゃって」
『なんですか、それ。私の親はただの会社員ですけど…』
なんだかドラマの一部分を聞いたような気分になったし、私はそんなお嬢様じゃない。
『とりあえず、ずっとベットにいてもしょうがないので着替えたいです』
JN「うん、そうだね。部屋の外で待ってるから、着替えたら呼んで」
私が頷くのを確認して、ソクジンさんは部屋を出た。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 221人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪 - 少し読んだだけでも惹かれました！更新、楽しみにしてます！ (2018年11月20日 2時) (
レス) id: 585149c4a1 (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - 抹茶さん» ありがとうございます！喜んでいただけるように頑張ります！ (2018年9月29日 19時) (レス) id: 9e7a84e474 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - こういうお話大好きです！！応援してます！更新頑張ってください！ (2018年9月25日 17時) (レス) id: 1384a18ffe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：琴葉
| 作成日時：2018年9月23日 17時
