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それからも、グループ仕事で一緒になる時にはいつも通りに伊野尾君に接した。普通に話すし、撮影の指示があれば触れ合うこともある。
ただ伊野尾君からの食事や遊びの誘いは断った。何となく、もしそこにのってしまったら、取り返しのつかないことを、彼女にも申し訳ないことを、してしまいそうな気がしたから。。
でもそう思っていること自体が今考えたらおかしかったんだ。
そんなある日、俺は薮君に伊野尾君のことで話しかけられた。
「なぁ�睫據△�前伊野尾と何かあったか？」
「え？何かって？」
「え、いやさぁ、伊野尾の様子が何か変なんだよ。お前らあんなにプライベートでも2人で連んでたのに最近全然連まなくなっただろ？で、その辺りから伊野尾どうやら遊び歩いてるみたいなんだよね。」
「え？どういうこと？」
「いや、何となくだけど、なんて言っていいかわかんないけど、何か寂しげというか、元気ないというか。上手く俺も表現できないけど、とは思ってたんだよね。で、昨日事務所に呼び出されて伊野尾のこと聞かれてさ。どうやら伊野尾が遊び歩いてるってタレコミがあったみたいなんだよね。そのアレだ。女の子とかと。ただ証拠がある訳ではなかったから事務所が揉み消してはくれたみたいだけど。で、ちょっと様子を見てやってくれって。」
「そ、うなんだ。。。。」
「雄也、伊野尾と仲良かったから何か知らないかなって思ってさ。」
「いや、ごめん。何も聞いてないや。ただ俺が彼女出来て伊野尾君と遊ぶことが減ったっちゃ減ったんだけど。」
「ふーん。雄也彼女出来たのか。良かったな。ただくれぐれも周りにバレないように気をつけろよ。俺たちの職業柄面白おかしくネタにする奴もいるし、彼女出来たことを面白くないって思う奴もいる。何よりファンの子たちはショック受けるからな。」
「うん。わかってる。」
「そっか。それでか。それで伊野尾のやつ拗ねてるのか。」
「え、いや、わかんないよ。そんな俺なんかと遊べなくなったくらい、伊野尾君にとっては何でもないことかもしれないし。」
と言ったら、薮君がギロっと俺のことを睨んだ。
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choco(プロフ) - ももさん» いつも読んで頂きありがとうございます。そしてリクエストもありがとうございますm(_ _)m抱き枕の裏ですね！tk sideを書いた後考えてみます！ (2023年2月19日 11時) (
レス) id: dfd7cbf2a6 (このIDを非表示/違反報告)
もも - こんばんは！いつも読ませていただいてます。抱き枕の裏を読んでみたいです。よろしくお願いします！ (2023年2月19日 11時) (レス) id: 1c405d4619 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：choco | 作成日時：2023年2月11日 21時
