髙木さんと伊野尾さんの短編集3 (ページ9)

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そこからのいのちゃんの躍進はすごかった。俺ですらびっくりするくらいどんどん綺麗になって、バラエティだけじゃなく、ドラマにも出まくった。

あろうことか、名だたる芸人さんまでもいのちゃんのファンになっていき、バラエティ番組ではキスまでさせられて芸人さんたちを落としていった。

髙木に対しては前にもまして積極的に絡みにいくようになって、初めてのソロ曲では、ライブの演出での相手役に髙木を選んだ。

そしてなんと髙木もソロのピアノの伴奏にいのちゃんを選んだ。その時のいのちゃんの嬉しそうな顔ったらなかった。

そこから俺がちょっと嫉妬してしまうくらいにますます2人は仲良くなって、楽屋すら俺たちとは別の部屋で2人で籠るようになった。

そうやって髙木との仲が深まるたびにいのちゃんはどんどん綺麗になっていった。

「いのちゃんさぁ、、、綺麗になったよね。どうなの？髙木の恋人のポジションにはなれた？」

と、俺は撮影の合間いのちゃんと2人きりになった時に聞いてみた。

「ふぇ？何言ってんの大ちゃん。意味わかんない。」

そう言ういのちゃんの口元は綻んでいる。

「ふーん。」

と俺が言うと

「ま、もう妹ポジではなくなったかな？』

と言って色っぽく、そして、幸せそうに笑った。

あーいのちゃんをこんなに綺麗にしたのは髙木なのかぁと思ったらなんだかちょっと悔しくなった。

けど、、、

あんなに幸せそうないのちゃん見たことなかったから、素直に、

「良かったね。いのちゃん。」

と声をかけた。

end

初めて有岡さんの目線で書かせてもらいました。たかいのありのトリオ大好きです(^^)何となくこの3人でつるんでること多いですよね！私の腐の目線で見ると伊野尾さんを2人が取り合ってるように見えるのですが、何となく最後に有岡さんがいつも身を引いてくれてるように見えます。あくまで私の目線の話です！！

今回も昔の雑誌がネタとなってます。妹ポジって微妙ですよねぇ(^^;)髙木さんにとって伊野尾さんは実際今は何ポジなんでしょう？作者はとっても気になります！誰かどこかで聞いてくれないかなぁと密かに思ってます！