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「ほぇ？何が？」
「あ、いや、その、独身同盟組んでても伊野尾君もそのうちさ、結婚するとかあるのかなって考えちゃったら、ちょっと寂しいかなって。」
「そりゃ俺もいつかは伊野尾性残さなきゃとかは考えるけど、、、。でも、俺は多分暫く結婚しないよ。ってかそれは�睫擇世辰動貊錣犬磴覆ぁ�」
「ま、そうだけど。。。」
「それに、俺は�睫擇茲蠕茲坊觝Г靴覆い茵�」
うん？何で？そういう伊野尾君がなんだか少し寂しそうに見える。
「何でだよ。そんなのわかんねぇじゃん。」
「わかるよ、、、、。だって、、、、、、、。俺が結婚したい相手って。。。。。」
「え？伊野尾君結婚したい相手いるの？」
「ふぇ？まぁね。でも絶対叶わないから。」
そう言って、伊野尾君は酒を一口飲んだ。とてつもなく切ない顔をしながら。こんな切ない顔をする伊野尾君見たことがない。
「え？何で？誰？芸能関係？」
そんな顔をされながら、そんなことを言われて。何故か俺は動揺してしまう。伊野尾君の恋愛話なんて今までだって聞いてきたし、知っている。でもここ最近はそういう話はなかったから。ま、最近2人きりでご飯とかも行ってなかったから仕方ないっちゃ仕方ないんだけど。ってか何で俺こんなに動揺してるんだ？
「え？どんな人？でも、何で絶対叶わないの。」
「いいんだよ。俺の話わ。」
「えぇー。何でだよ。」
聞きたい。でも聞きたくない。そんな複雑な心境で。それは今自分に相手がいないから？それとも伊野尾君が俺にそういう人がいるのを今まで教えてくれなかったから？それを知って、もし本当に伊野尾君がその人と結ばれたら、俺はちゃんと祝福できるのだろうか。なんて考えてしまう。
人の幸せを喜べないなんて最低だな。
と思いながら。でも何だか伊野尾君だからこそ嫌だと思ってしまう自分がいて。
何でなんだろう。
伊野尾君は、伊野尾君だけはなんかまだ、俺と一緒にいてくれる気がしてたから？
いや、違う。。。俺が一緒にいたいと思ってる。きっとそいつより俺のが伊野尾君のこと知ってるのに、なんて。知ってるからなんだよって話なんだけど。
俺そいつに嫉妬してる？
「ち、なんだよ。俺にも教えられない相手なのかよ。はぁーどいつもこいつも。」
と言って俺はちょっと剥れてしまう。
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作者名：choco | 作成日時：2023年1月25日 11時
