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俺は、伊野尾君から貰ったお酒とつまみと、家にある他のつまみや酒も準備をして出した。
伊野尾君とグラスを合わせて乾杯をする。
酒をちびちび飲みながら、軽くつまみをつまみ、話し始める。
「でも、1人で飲んでるとは思わなかったわ。最近酒控えてるって言ってたのに。」
と伊野尾君に言われた。
「あ、まぁ。だけどさ、色々あって。飲まなきゃやってられないなと思っちゃってさ。」
「ほぇ？何があったの？」
「え？何がって訳でもないんだけど、最近仲良い奴らが結婚しちゃって付き合い悪くてさ。今日も飲む約束してたんだけど、何か子供の体調悪くなったり、旦那が早く帰ってくることになったり、嫁さんに怒られたり、とこんなんばっかでなくなったんだよね。ま、仕方ないんだけどさ。」
「まぁこの歳になるとそうなってくるよねぇ。つい数年前まで遊んでた奴らほとんど結婚しちゃったもんなぁ。。。」
「喜ばしいことなんだけどね。なんかちょっと寂しいっつうか、おいてかれた感っていうの？わかる？」
「わかるわかる。でもさ、俺と�睫擇呂曚蘰反汎洩疏箸鵑任襪犬磴鵝�」
と嬉しそうに聞いてくる。
「え？あ、そうだったね！組んでた組んでた。」
俺は思い出したように言った。
「おまえー。忘れてただろ。」
「忘れてないよ。覚えてる覚えてる。」
「ったく。もう。」
と言って伊野尾君が剥れる。そういえばそんなの組んだよねぇ。
でもさぁ、いつかは伊野尾君も結婚しちゃうのかな？なんて思うとやっぱり寂しい気がする。伊野尾君だけじゃない。きっとメンバーだって結婚する奴がそのうち現れる。こういう仕事だから今すぐってことはないだろうけど。
でも、、、、
今ちょっと考えてみて、、、、、
他のメンバーが結婚する時は祝福する自信がある。
けど、、、、、、
伊野尾君に結婚するって言われたら、、、、
「俺ちょっと寂しいかも。」
と、俺の心の声が漏れ出ていた。ちょっと？いや、すごく？
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作者名：choco | 作成日時：2023年1月25日 11時
