髙木さんと伊野尾さんの短編集3 (ページ11)

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特別な関係1(tkin+ybhk) ページ11

薮さんが誕生日ということで、1日過ぎてしまいましたが、たかいの、やぶひかでお話を作りました。リアル設定ですがもちろん妄想のお話です。薮さんの誕生日のお話ですがたかいのが中心となってます。ごめんなさいm(_ _)m
ちなみに、やぶひか、たかいの、両方とも付き合っていません。

in side

らじらー終わり。

「そういえば薮の誕生日もうすぐじゃない？」

と俺は光に声をかける。

「光祝うの？」

「え？どうだろう？祝いたいと思ってるけどその日薮大阪だったと思うんだよねぇ。でも去年祝えなかったしなぁ。」

去年光はこの時期体調が悪くて確かに薮を祝うどころではなかった。光がいなかった時期、薮は表向きは元気にしてたけど、やっぱり少し元気がなくて。俺も少し心配した。それがやっと光が復帰しての誕生日。きっと浮き足立ってるんだろうな。

「ま、祝ってくれる奴、俺くらいしかいないだろうし。プレゼントは渡そうと思ってるよ。」

そんな悪態はついてるけど、嬉しそうに俺に話してくれた。光は薮に、薮は光に特別な感情を抱いていることは昔から知ってる。それはもう恋とか愛とかすら超えた感情。昔はそんな関係が少し羨ましいなと思うこともなくはなかった。でも、俺は仕事とプライベートは分けたいって思ってたから、メンバーに対してそういう特別な感情を抱くことなんてないと思ってた。適度な距離感で、仕事上だけの付き合い。それが正直楽だと思ったし、長く続ける方法だとも思ってた。