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tk side
伊野尾君の涙を見て、ずっと我慢していた俺のタガが外れてしまった。離れようとした伊野尾君を今捕まえないと、もう永遠に伊野尾君が離れていってしまいそうな気がして、気が付いたら口付けてた。チュッなんて可愛いモノじゃなくて。少し長いキス。くそ。今まで我慢してたのに。って悔しくて、、、
「っんで、泣くんだよ。」
って伊野尾君を責めてしまった。
「ごめん。」
って目を潤ませて、じっと見つめて言ってくる伊野尾君があまりにも綺麗で、可愛くて、気が付いたら俺は吸い込まれるように伊野尾君の唇にまた口付けていた。
そうなったらもう止まらなくて、何度も何度も角度を変えながら、啄むようにキスをして。伊野尾君の唇はふわふわしていて気持ちよくて、そこからはもう夢中で伊野尾君の唇だけじゃなくて、口内までも舌を入れて味わっていた。伊野尾君もそれに応えてくれるから、俺たちは2人で蕩けそうになりながらお互いの唇を堪能してしまった。
どれくらいそうしていただろう。お互いゆっくり唇を離した時には、唇と唇が透明な糸で繋がっていた。俺がむしゃぶりついたせいで、伊野尾君のぽってりした唇は艶っぽく赤く色づき、顔は赤く高揚し、目は蕩けたように潤んでいる。それがまた、色っぽくって俺は目が離せずにいた。
in side
�睫擇某爾�口付けられて、俺は身体中が蕩けてしまうんじゃないかってくらいに、トロトロに蕩けさせられていた。頭もふわふわしてしまって、�睫擇凌阿�離れてしまった後もボーッとして、ただただ�睫擇鮓�つめてた。
ガチャ
ドアが開く音がなって我にかえる。
「あー、終わった終わったぁ！次はいのちゃんと雄也の番だよぉ。」
と撮影が終わった知念が俺たちに声をかける。
「あ、え、うん。ありがとう。」
「何ぃ？どうしたの2人で向かい合っちゃって。」
「伊野尾君の唇になんかついててとるの手伝ってた。」
と�睫擇�言う。
「そうそう。撮影なのに口周りなんかついてたら恥ずかしいじゃん。とれた？」
「とれたとれた。」
「なんかいのちゃん唇赤いもんね。」
「え、あ、そう？何でだろう。取ろうと思って唇舐め回したからかな。」
と俺が慌てていうと、
「おつぅー。ってかちゃんと�睫攸瓩�来いってよぉー。」
と大ちゃんが入ってきた。
「あ、ごめんごめん。伊野尾君行こ。
「あ、うん。」
そう言って楽屋を出る。俺らは無言で撮影場所に移動する。
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作者名：choco | 作成日時：2023年1月25日 11時
