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アンコールを聞かずに私は会場を離れた
彼に一言『お疲れ様、やっぱりアイドルだね』と連絡を入れて夜の街を歩く
好きにさせる…か
もう好きだよ
けど、私なんかに構ってたら傷つくから。お互い
もう高校生なんかじゃない
昔の面影だらけの大人だ。
子供のようでもう大人。
水「お嬢様。」
ほらお迎えが来た
またお盆が来る
どこから探し出してるのかわかんないけどお手伝いの水上さんは毎年家には来ずに歩いてるところに車を付けて迎えに来る
水「つきましたよ。」
相変わらず大きいなぁ
実家だなんて
ありえない。
父「おうA！おかえり」
A「ただいま…。」
この家で育ったわけじゃない
ここはおじいちゃんの家
お父さんが会社を継いだから引っ越してきた
その頃にはもう大阪にいてほとんど入ったことがない花野の家
水「お嬢様お部屋を用意してあります」
大きくて迷路のような
もし私がこの家の娘じゃなかったら何も気にせんとすばるのこと好きになってたのに
私たちは友達でいなきゃいけないの
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作者名：umime_com | 作成日時：2018年3月10日 21時
