二。 ページ4
この前の話文字数オーバーしました。
書くの楽しいです。
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zmside
食堂に着いた。
俺の目は多分今ほんのり赤くなっているだろう。
ただ、悲しいと言うことは戦力や人材の問題じゃない。
俺にとっては支えだった皆。それにA。
俺が自分を閉じ込めていたとき、アイツがずっとずっと話を聞いてくれたりした。
所詮
それからずっと俺を励ましたり応援してくれた。
…居なくなるなんて、嫌やんか。
絶対助けるで。
グルッペンが真剣な表情で俺ら幹部の顔を一人一人見ていく。
その後にこう言った。
「Aが居なくなった。連れ去られた。
どうやらAが部屋で休んでいたら連れ去られたらしいんだ。
…部屋に、こんなメモがあったんだ。
見てくれるか？」
グルッペンが机に一つのメモを置いた。
その置いたメモに俺達は目を向ける。
…良く見えないから、俺はメモの回りへ行ったが。
そこには手書きの文字が書いてあった。
S.W国の幹部、Aを頂いたわ。
私の妹と遊んでもらうだけよ。
私の妹と遊んで無事かどうかは分からないわ。
あぁ、場所は教えないわよ。
探して見つけても、貴方達が分からないところに居るもの。
私の名前から見付けてごらんなさい？
レミリア・スカーレット。
「…誰だ…。」
俺はそう呟いた。
記憶にあるかぎりの人物を思い浮かべる。だが、全く レミリア・スカーレット なんて名前は出てこない。
皆も俺のように探しているが、誰一人知ってる人は居なかった。
手掛かりなんてこの手紙だけ。
実質、一から始めるんだ。
一から百まで行くまでに、一体どれくらいの時間がかかるのだろうか。
神様、一瞬、一瞬で良い。
Aの姿を、今見せて下さい…。
俺の願いが、少し叶ったのだろうか？
「ビデオ、2秒だがAの今の姿が写っている物があるが、見るか？
…精神的、攻撃されるかもしれないが。」
グルッペンがそう言うと、皆良いと言った。
…どんな姿でも、俺は見たいんや。
安心が欲しいんや。
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