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(you-side)
それは、レイラちゃんと話をした次の日の事。
「Killing Whiteの映画化！？」
莉「はい。原作のファンを中心に続編を望む声が多かったらしくて、映画化をしたいとお話を頂きました」
ですが、と莉子さんはスケジュール帳を見ながら唸る。
莉「グループの仕事が多いですし、これ以上は詰め込みすぎになりますね…」
「大丈夫ですよ、入れてください」
莉「でも、」
「折角続編の話が挙がってるのに、私のせいで潰したくはないです」
Killing Whiteは、ダブル主演の１人として初めて出演したドラマ。
女優の那美ちゃんと、そして原作の作者の旦那さんである監督さんと、数多くの実力派俳優さん達と作り上げた、今でも強く記憶に刻み込まれてる大切な作品。
「やりたいです、やらせてください」
莉「……分かりました」
無理はしないでくださいね。
莉子さんの目はそう訴えかけていて。
──ごめんなさい
私は内心で謝る。
──仕事をしている内は、集中してられる
頭の中を、最近ずっと雑念が巡っていて。
立ち止まってる暇なんかない私にとって、それは邪魔なもので。
──それなのに、
西「お疲れ、詩も事務所いたんだ」
「うん、お疲れ様ー」
──どうしてこんなときに、にっしーに会うんだろう
向こうもソロの仕事なんだろう。
Nissyのソロスタッフさんと目が合って、会釈する。
ス「西島さん、この後休憩ですし、俺先に行っときますね」
きっとスタッフさんに深い意味はないんだろう。
AAAメンバー同士仲が良い事を知ってるから、お昼ご飯を一緒に食べるかもしれない、くらいに思ってるのかもしれない。
去っていくスタッフさんを、にっしーと私で無言で見送って。
西「……昼、食う？」
「うん…」
断る理由なんかない。
私を誘うにっしーは、いつものにっしーの様で。
……だけど、少し気まずそうにも見えた。
西「富士急のリハ、前日から入るんだっけ？」
「ううん、リハ当日に入るよ」
西「え、何で？」
仕事の話になれば、自然と話は出てくるもので。
「ソロで映画が決まったから、その打ち合わせ」
西「……大丈夫なの？」
「うん」
その大丈夫、は。
スケジュールを詰めすぎじゃないか、という意味なのか。
頷けば、にっしーは僅かに眉を寄せる。
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海(プロフ) - きこさん» ありがとうございます！9thもマイペースではありますが頑張って更新していきたいと思いますので、またよろしくお願い致しますm(__)m (2019年11月1日 19時) (
レス) id: 00727ba42b (このIDを非表示/違反報告)
きこ - ほんとにこの話大好きです！いつも楽しく読ましていただいてます。9thも楽しみに待っているので頑張ってください！！ (2019年11月1日 0時) (レス) id: b62633c036 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - 迷える小熊さん» ありがとうございます！綾瀬に感情移入して下さってるという事で、とても光栄に思います。２歩進んでは１歩戻って、また進んで…という子なのですが、持ち前の努力する力はぶれずに描いていきたいと思いますので、これからもよろしくお願い致します！ (2019年10月30日 21時) (レス) id: 00727ba42b (このIDを非表示/違反報告)
迷える小熊 - いつもドキドキしながら読ませていただいています。何回も読み返していてその旅に大号泣。詩のように努力家になりたいって感情移入しちゃうほどです。これからも更新楽しみにしています。頑張ってください！応援してます！！ (2019年10月30日 4時) (レス) id: c3a588e705 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海 | 作成日時：2019年7月10日 22時
