小児科病棟の王子様

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白濱亜嵐side




病室で、涼太を診察する





一応、臣さんも呼んで。





臣「涼太、血圧計るね？」




涼「うん」




臣「…少し低いね」




「ですよね。立ってる時にめまい。息切れ…

これ、起立性調節障害だなぁ」





臣「俺もそう思う。

今日、朝起きなかったんでしょ？」





「はい」





臣「じゃあ、決まり。

とりあえず、血圧低いから点滴して。

あとは、玲於に頼んでカウンセリングね」








「了解です」








涼「また、あたらしいびょうき？」






「違うよ！大丈夫」






涼「うそだ…」





「これは、障害って名前ついてるけど

人が成長する時に起こることだから、大丈夫

症状が治まるまで、気分が不安定になる事も

あると思うけど、先生達みんな分かってるから。

安心てね？玲於も来るから、沢山お話しな？」







涼「うん、、、せんせ、点滴終わるまで…」







「うん、一緒にいよう！」







しばらくは、情緒不安定だったり



寝込んでたりしたけど



無事に治った涼太だった




ちなみに、情緒不安定の時に嫌われてたのは



臣さん、、笑






「涼太、臣さん来るからね！」




涼「おみせんせぇ、きらい」






臣「お待たせ！」





涼「おみせんせ、いや！出てって！」





臣「え、何で？」





涼「注射しない！、、おみせんせぇ、いじわる」





臣「えぇ、、、」






玲「俺、見ときます。臣さんは戻ってください」





臣「おう…今回は、俺が的かよ…」






なんて事が、何回もありました






涼太、よく乗りきった！



偉いぞ！！

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