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亜嵐side




涼太を急いで、運んで

前と同様、身体を拭いて

涼太が目を覚ますのを待つ






臣「涼太、戻ってきたって?」






「はい…でもエレベーターに

閉じ込められて」






臣「涼太、暗所恐怖症と

閉所恐怖症だな」






「はい、症状がだいぶ酷くて…

前回の事もあったからだと

思うんですけど」





臣「なるほど、だから

マスク付けてるのか」






「はい」





臣「お前、仲直りできるか

わからねぇな笑」





「笑わないでくださいよ!

結構、キツイんですよ」







臣「悪い悪い笑」






ナ「失礼します!」






「どうかしました?」






ナ「エレベーターに

落ちていたそうです!

涼太君の物だと思います」






「ありがとう!」





臣「犬笑…涼太じゃん」






「似てますね笑」






臣「お、そろそろかも」





「えっ?」




ピクッ



涼「ッ」






臣「俺、行くな。ちゃんとゆっくりな」







「はい」






「涼太、起きた?」





涼「…コクッ」






「エレベーターに

閉じ込められちゃったんだ

覚えてる?」







涼「コクッ」







「怖かったな」






涼「…」





「涼太、戻ってきてくれたんだ?」







涼「…フルフル」






「ごめんね、守ってやれなくて

身体の怪我、結城先生に

やられたんだよね?」







涼「ビクッ…フルフル」






嘘つかなくて良いのに…







「大丈夫だよ、涼太

もう、涼太を離さない

だから、素直に

助けてって言ってごらん?」






「大丈夫、大丈夫」





涼太の手を握るけど

涼太は握り返さない





でも、涼太は涙を流して






涼「たす、けて…あらんせんせぇ」





「よし!良く言った

今まで頑張ったね」







涼「ッ…うわぁん(泣)」






「よしよし。何があった?」






涼「ゆぅきせんせぇが

おこって…たたいたの」






「そっかそっか」





涼「あらんせんせぇのとこにいったあと

むりやりけんさしつにいって…

それで、、それで、へやに」





「もういいよ。もう良い

ごめんな、あの時俺が

手を振り払わなかったら…」





涼「あらんせんせぇは

わるくない…りょうたがッ」







「もう大丈夫だから

ごめんね、涼太

仲直りしてくれる?」






涼「うん

りょうたもごめんなさい」







「久々に抱っこしようか?」







涼「うん!」





暫く、夜は1人じゃ寝れなくて

俺がずっと抱っこしてました

ストレス→←閉所恐怖症▼



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愛美(プロフ) - おもしろかったです! (2021年2月28日 22時) (レス) id: 2ed2e4a9f2 (このIDを非表示/違反報告)
彰人 - 良いお話^_^ (2020年1月20日 20時) (レス) id: 8f8a8efb39 (このIDを非表示/違反報告)
Sora(プロフ) - dreamersのパスワード教えていただけませんか (2019年9月20日 16時) (レス) id: a3adef9886 (このIDを非表示/違反報告)
月島蛍(プロフ) - なるぼど 他の作品も頑張ってください! (2019年8月4日 0時) (レス) id: 29e6dcfecd (このIDを非表示/違反報告)
lolww(プロフ) - ゆうさん» 返信遅くなりすみません。大した、医療用語使えてないですが、有難いです!これからもよろしくお願いします! (2019年8月3日 13時) (レス) id: c2d7f9cc31 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:lolww | 作成日時:2019年2月4日 23時

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