Seiya Suzuki 二日目 ページ8
夢を見なくなってから
二週間くらいたった。
何度もあの夢を
見れるように
お願いしてんのに
あれからちっとも見てない。
一週間見続けたと思ったら、
すっかり見なくなってしまった。
彼女と会わないと
謎の罪悪感で
めっちゃもやもやする。
51「今日こそ
見れますように！
おやすみなさい！」
大きめの独り言を
つぶやいて寝た。
真っ暗な中にいた。
51「よし！
やっとこれた」
彼女は
すぐ隣にいた。
『わー
やっと来た』
51「ごめん！
来たかったけど来れなかった」
『そりゃあ私
最近菊さんとか新井さんとか安部さんに
会ってたし』
あ、そっか。
彼女は夢で、夢じゃない。
だから彼女は一人しかいない。
夢にいるから彼女が複数いるということには
ならないのだ。
51「菊さん嘆いてたよ
拒絶されたことにされた、って」
あの嘆きようはやばかった、
と伝えると、
『きっと
責任感じてるんだよ』
だって。
彼女のいうことはよくわからない。
けど、何故か納得できる。
『時間だよ』
夢はあっという間に終わる。
51「明日、
俺来るから。
予約ね(笑)」
『ナンパかよ(笑)
了解』
あー
楽しみだなあ
Ryousuke Kikuchi 二日目→←Tomohiro Abe 一日目
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かざな(プロフ) - このお話めっちゃ面白いです！！続き気になります…。 (2018年11月6日 0時) (
レス) id: 713f611d8c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
