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(hidakaーside)
リハーサルを無事に終え。
サプライズで直也くんへ誕生日ケーキを渡したりもして。
その日はホテルに戻ってきて、割り当てられていた俺と西島の部屋にメンバー全員で集まって、何故かトランプをしていた。
宇「やったぁ！あがりー！」
西「クッソー…！」
浦「にっしー今日何敗目？」
末「ツイてない日だな」
もう何度目かのババ抜き。
ライブ前日に何してんだとは思うけど、秀太が持ってきていたトランプに1人残らず食い付く俺たちは、まるで修学旅行気分で。
さて、もう一戦するか。
誰かがそう言って、俺が札を組むと。
日「千晃眠そうだな」
配ろうとした時に、目がトロンとしてきている千晃が目に入った。
伊「んー、ちょっと」
末「もう落ちる寸前やろ」
伊「最近、ずっと眠いんだよねぇ」
西「寝不足？」
與「明日ライブ中寝んといてや」
伊「流石にそれはない！」
カラカラと笑った千晃だけど、眠気のせいだろう話し方もスローペースになってきている。
宇「戻ろっか」
「そだね。今日は早めに寝よう」
立ち上がった宇野と詩に続いて、千晃も腰を持ち上げるが。
伊「…ん、」
末「！」
ふらついた千晃を秀太が咄嗟に支えた。
末「大丈夫か」
伊「ちょっと立ちくらみ…」
浦「本当に早く休んだ方が良いな」
疲れが溜まってるのかもしれない。
そう言えば、大袈裟だと千晃は笑うが。
「無理は絶対ダメだよ。今日はしっかり休まなきゃね」
與「そうそう。詩にだけは言われたくないやろうけど」
「何でよ。私元気なのに」
與「今はな。去年の事忘れたんか」
体調不良に関して1番の常習犯は詩で。
「う…忘れてません」
罰が悪そうに答えた詩は宇野ちゃんと千晃を連れて、足早に部屋を後にした。
與「大丈夫なんかな」
浦「まあただ単に眠いだけみたいだし、立ちくらみ程度だから大丈夫だとは思うけど」
顔色が悪いとか、体調不良だという様子は見られなかった。
だから、明日はきっと大丈夫。
そう分かってはいるけれど。
日「……」
西「日高、どうかした？」
日「いや、何でも」
そう答えたものの、少し頭に引っ掛かって。
ーー何か、どっかで聞いたような…
ほんの少しの違和感は確かにあるけれど。
思い出す事はできなかった。
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海(プロフ) - ももたろうちゃんさん» ありがとうございます！凄く嬉しいです(^^)マイペースですがこれからも頑張ります！これからもよろしくお願い致します。 (2020年3月8日 17時) (
レス) id: 37dc25736a (このIDを非表示/違反報告)
ももたろうちゃん - この小説大好きです！更新頑張ってください。応援してます（*^_^*） (2020年3月8日 14時) (レス) id: 37be2dc889 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - Takatakaさん» ありがとうございます！かなり長い話になってしまっているので、そう言ってくださると嬉しいです。完結までもう少しかかりますが、丁寧に書いていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 (2020年3月7日 9時) (レス) id: 37dc25736a (このIDを非表示/違反報告)
Takataka(プロフ) - まだまだ続けくのは嬉しいです、更新楽しみにしてます (2020年3月6日 14時) (レス) id: 46a14b564f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海 | 作成日時：2020年3月5日 20時
