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(unoーside)
私と千晃がみさちあの曲Jewel用の衣装を着て立ち位置に向かう時。
「いってらっしゃい！」
満面の笑みを浮かべた詩が私達に手を振ってくれて。
宇「いってきます！」
伊「いってきまーす」
恒例のハイタッチを交わして、千晃と移動する。
私達のユニットを組む時、ツアーが決まった時、1番に伝えたのは同じ女子メンバーである詩で。
元々ソロで音楽活動をしていた詩だから余計に私たちの事を気にかけてくれていたというのもあるんだろう。
『わあ、おめでとう！みさちあって凄く良いね！』
まるで自分の事のように喜んでくれたのが、何より嬉しかった。
宇「千晃」
伊「ん？」
宇「私ね、本当に来年のみさちあツアーが楽しみ」
AAAとして活動してなかったら、きっと千晃と出会う事もなかった。
Jewelの前、曲振りをやってくれる日高くんに真司郎、秀太も。
ドームのセトリに入れる事を勧めてくれたリーダーも、私達の曲を好きだって言ってくれたにっしーも。
AAAとして活動してなかったら出会わなかった。
みさちあというユニットも生まれなかった。
宇「AAAで良かった」
伊「…そだね」
とても優しい笑顔で頷いてくれた千晃に笑いかけて。
ガランと空いている客席以外は本番と変わらないスポットライトを全身に浴びて。
Jewelの前奏が始まった。
(Itoーside)
宇野ちゃんとユニットを組む日が来るなんて、数年前は想像もつかなかった。
AAAに所属している長さも、歌もダンスも。
いつだって私は先を行く宇野ちゃんに着いていくような気持ちで。
そんな宇野ちゃんが。
宇『私と一緒にユニット組まない？』
宇『千晃と一緒にやりたいんだ』
私を求めてくれた。
元々メインボーカルとして活動していて、きっとソロの話もこれまでに出ていたんだと思う。
だけど宇野ちゃんは、ずっとAAA以外で歌う事はなかった。
そんな宇野ちゃんに誘われて、嬉しくないわけがなくて。
まずはこのドーム公演で。
Jewelを宇野ちゃんと2人で披露することから。
明日のステージを思い浮かべて、鼓動が高鳴った。
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海(プロフ) - ももたろうちゃんさん» ありがとうございます！凄く嬉しいです(^^)マイペースですがこれからも頑張ります！これからもよろしくお願い致します。 (2020年3月8日 17時) (
レス) id: 37dc25736a (このIDを非表示/違反報告)
ももたろうちゃん - この小説大好きです！更新頑張ってください。応援してます（*^_^*） (2020年3月8日 14時) (レス) id: 37be2dc889 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - Takatakaさん» ありがとうございます！かなり長い話になってしまっているので、そう言ってくださると嬉しいです。完結までもう少しかかりますが、丁寧に書いていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 (2020年3月7日 9時) (レス) id: 37dc25736a (このIDを非表示/違反報告)
Takataka(プロフ) - まだまだ続けくのは嬉しいです、更新楽しみにしてます (2020年3月6日 14時) (レス) id: 46a14b564f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海 | 作成日時：2020年3月5日 20時
