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(ataeーside)


ドーム公演前日。



実際にスタジオ入りして、立ち位置を中心に念入りに確認をした。



基本的に今までとやる事は変わらず、立ち位置・フォーメーションを確認して、衣装を着て全体を通す。





與「もうトロッコ行った方がエエよ」


特に移動のタイミングは実際に曲を通してやってみないと分からない部分も多い。



だけど、皆もうある程度は慣れたもので。



すぐに反応して移動する。







トロッコに上る階段で。



「わっ、」


與「危なっ」



前でつまずいた詩の腕を咄嗟に掴んで支える。



與「危ないなー」


「ごめん」


末「気ぃつけろよ」



上から秀太が手を引いて、詩が確実に階段を上り切った事を確認すると。





與「今度やったらにっしーに言いつけんで」


「ごめんなさい気をつけます」


伊「にっしー、過保護だからね」



トロッコ総入れ替えが起こるよ、と千晃が言えば。



「本気でやりそうだから知られたくないの!」



マイクを通してないから聞こえてないだろうけど、にっしーが聞いたら落ち込むか怒るやろうなと、3人で笑った。






伊「はー、広いねー」


末「ドームだからなー」



LOVERを歌いつつ、会場をトロッコで回っていく。


客席の上階の方も今は誰もいないけど、きっと明日にはカラフルになるんやろうなと思う。





「これだけの席が埋まるくらい、お客さんが来てくれるんだね…」



ここに立てるなんて、夢みたい。


そう微笑んだ詩に。




與「どんだけお客さんが増えても、俺らの気持ちは変わらんけどな」



そう言ってやる。





デビュー前、ストリートの時はお客さんが1人や2人の時だってあった。



あの時も今も。


ステージの大きさは変わっても、気持ちは変わらん。



與「来てもらうファンの皆が楽しんでくれるように頑張るだけや」


「そうだね」



AAAとしてではなかったけど、詩だってストリートでお客さんが殆どいない経験をしてきてる。





見える景色は8人共、もっと言えばチームAAAも何一つ違わない。






ス「與さん末吉さんこっちへ!」



伊「詩、私達も行こう!」



映像の間に着替えに入る為、バックステージを走る。





色んな事を思い出しては感慨深く感じつつも、忙しなく。



白から、赤と黒を基調とした衣装へと早着替えが行われた。

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(プロフ) - ももたろうちゃんさん» ありがとうございます!凄く嬉しいです(^^)マイペースですがこれからも頑張ります!これからもよろしくお願い致します。 (2020年3月8日 17時) (レス) id: 37dc25736a (このIDを非表示/違反報告)
ももたろうちゃん - この小説大好きです!更新頑張ってください。応援してます(*^_^*) (2020年3月8日 14時) (レス) id: 37be2dc889 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Takatakaさん» ありがとうございます!かなり長い話になってしまっているので、そう言ってくださると嬉しいです。完結までもう少しかかりますが、丁寧に書いていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 (2020年3月7日 9時) (レス) id: 37dc25736a (このIDを非表示/違反報告)
Takataka(プロフ) - まだまだ続けくのは嬉しいです、更新楽しみにしてます (2020年3月6日 14時) (レス) id: 46a14b564f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年3月5日 20時

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