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(youーside)
「わ、懐かしい…」
西「だろ？」
どうやら昔のライブ映像を見ていたようで。
「これ、3年前だよね」
西「うん。俺と詩がdramaを歌ったときのやつ」
懐かしいな、と目を細めて再生した映像を見る。
dramaはだっちゃんと初めて一緒に作った曲で。
「この歌が出来た時はまさか私が隆弘と歌うなんて、考えもしなかったな」
西「俺は初めてこの曲を聞いた時、詩と歌いたいって思ったけど」
結果的にこの年のライブツアーでは隆弘と歌った。
その時はまだ、彼との関係が変わるなんて思ってなかったけど。
「ずっとね、dramaは‘にっしーと実彩子の曲’って、そう思ってたの」
この曲を聴く立場にあるファンの人と、元々2人の為に作った立場である私と、イメージはズレてるのかもしれない。
「そう…思ってたんだけどね。無料ライブでさ、いざ2人がこの曲を歌ってるところを見た時、胸が痛くなったんだよね」
西「！」
「多分、その頃にはきっと私は隆弘のことが好きだったんだと思う。気付かなかっただけで」
無意識のうちに実彩子に嫉妬してた。
今だから分かることなんだろうけど。
西「…当時の俺に教えてやりたいわ」
「ふふ、でもそんな時があったから今があるんだよね」
蜂蜜レモンを一口飲んで微笑むと、隆弘も笑顔で頷いた。
西「まあ、今こんだけ幸せだしなー」
映像を止めた隆弘は徐に目を閉じる。
西「詩とこうして過ごせるようになって、仕事も自分のやりたい事が出来るようになってきて、グループではドームでライブが出来る」
ちょっと幸せすぎない？と目を開けた隆弘は突然無表情になる。
西「隕石降ってきて地球滅亡したらどうしよう」
「何でそうなったの？」
あまりのネガティブ発言に思わず噴き出した。
毎日忙しくも暖かい。
穏やかに日々は過ぎていくーーーーー
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海(プロフ) - ももたろうちゃんさん» ありがとうございます！凄く嬉しいです(^^)マイペースですがこれからも頑張ります！これからもよろしくお願い致します。 (2020年3月8日 17時) (
レス) id: 37dc25736a (このIDを非表示/違反報告)
ももたろうちゃん - この小説大好きです！更新頑張ってください。応援してます（*^_^*） (2020年3月8日 14時) (レス) id: 37be2dc889 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - Takatakaさん» ありがとうございます！かなり長い話になってしまっているので、そう言ってくださると嬉しいです。完結までもう少しかかりますが、丁寧に書いていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 (2020年3月7日 9時) (レス) id: 37dc25736a (このIDを非表示/違反報告)
Takataka(プロフ) - まだまだ続けくのは嬉しいです、更新楽しみにしてます (2020年3月6日 14時) (レス) id: 46a14b564f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海 | 作成日時：2020年3月5日 20時
