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(you-side)
「松川ちゃん、バッサリいったねー」
「はい」
会う人会う人に言われるのは、私の髪型について。
今までセミロングだった私の髪は、ベリーショートになっている。
というのも、今度演じる役がショートの髪型という役柄で、向こうからは鬘で構わないと言われていたんだけど。
それじゃあ私の気が済まないので、切ることにしたのだ。
これでも女優だから、出来る限り完璧にやりたい。
……流石に坊主とかは勇気がいるけど、これくらいのイメチェンなら何て事はなかった。
昴「今日の撮影は終わったし、打ち合わせも終了！飯でも食って帰るか？」
「うん」
久々に早く仕事が終わって、２人で外食をする事になった。
昴お気に入りのお寿司屋さんにやって来ると。
日「お、那美ちゃんだ」
「あ、えっと…」
昴「日高さん、お久しぶりでーす」
日「お久しぶりですー」
AAAメンバーの日高さんがいて。
思いもよらなかった遭遇に、私の人見知りが当然のように発動する。
──本当に、何で私は行く先行く先でAAAメンバーと出会うの…！
このままでは前に昴に言われた通りになりかねない、なんて思いつつ。
日「俺の隣、空いてますよー」
ポンポンと隣を指す日高さんに、私は困ったように昴を見る。
「昴…」
昴「はいはい……じゃあ、お邪魔しますねー」
日「ははっ。そんなに警戒しなくても、別に取って食いやしないのに」
與「日高が言うと、１番信用ないわ」
「與さん！？」
奥から出てきた與さんに目を見開く。
昴「あれ、與くんもいたんだ」
與「どうも」
日「トイレ行ってたんだよね」
與「言わんでいい」
昴の反対側、日高さんの隣に腰掛けて、私の方を見る。
與「松川さんこっち。俺の隣」
「…あ、はい……」
呼んでくれて、今度はすぐに座ると。
それを見ていた日高さんがニヤニヤと笑った。
日「真司郎相手だと素直じゃん」
「ご、っごめん、なさい…」
與「どっからどう見ても日高は危険や」
日「何でよ。俺は一途だよ？」
昴「そんな相手がいるんだ？」
口を尖らせる日高さんに、昴が聞くと、苦笑される。
日「まー、それは一応内密で」
與「遠距離やねんな。鬱陶しいくらいベタ惚れやけど」
日「真司郎、一旦黙ろうか」
耳を真っ赤にした日高さんに、昴が声をあげて笑う。
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海(プロフ) - りこさん» お久しぶりです！駆け足ですが完結しました！閲覧してくださり、ありがとうございます！余っているページで番外編をやりたいと思っておりますので、もう暫くお付き合い頂ければ嬉しいです♪ (2019年4月10日 21時) (
レス) id: fc74eeea72 (このIDを非表示/違反報告)
りこ - お久しぶりです！完結しちゃうんですか。もっと続きがみたいです！デートストーリーやおうちストーリーなど (2019年4月7日 21時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - ao.aoさん» コメントありがとうございます！中々いませんよね(笑) 純粋すぎて、書いていて妙な気持ちになります(オイ) 完結まで残り僅かなので、最後までお付き合い頂ければ幸いでございますm(__)m (2019年4月6日 9時) (レス) id: fc74eeea72 (このIDを非表示/違反報告)
ao.ao(プロフ) - いいなぁーいいなぁーこーゆーの好きです…今時いないこんな子…いいなぁー更新楽しみにしてます (2019年4月5日 21時) (レス) id: c44633c2f8 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - りこさん» うちの青色さんは余裕そうに見えて全く違う人です(笑)そして、りこさんご名答です！ご想像の通り、恥ずかしくて言えない松川ちゃんです(笑) (2019年2月22日 21時) (レス) id: fc74eeea72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海 | 作成日時：2018年11月26日 23時
