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(ataeーside)


與「ほら、ここ座って」


伊「ありがと、真ちゃん」



一緒にランチ食べようと、カフェに千晃を連れてきて。





與「何する?食べれる?」


伊「んー、お腹空いてないから飲み物だけ頼もっかな」


與「ちょっとでも食べなあかん。サンドウィッチは?俺も一緒に食べたるから」



渋々と頷いた千晃を確認してから、注文を済ませる。





来るまでの間、話題は勿論千晃の事。





與「で、どう考えてるん?」


伊「…なんか、何優先させたら良いのか分かんなくなっちゃって」



悲しそうに微笑んだ千晃に、胸が締め付けられた。




ーー本当やったら、おめでたい事やのに



何でこんなにも苦しまなあかんのやろう。





俺だってこの世界でずっと生きてきたから、仕事の責任とかグループの事とか、手放しで喜べる事ばっかりじゃないのもよく分かる。




でも。


ーー少しくらい、喜んだって良いやん







與「千晃がお母さんとか、想像つかんな」


伊「え?」


與「不安でしょうがないわー。ちゃんとお母さんできるん?俺が代わったろうか」


伊「いや、無理でしょ」


與「無理な事ない。おーよちよち、ミルク飲みましょーねー…って出来るもん」


伊「なんか様になってるからムカつく!」



思わず。


といった様子で噴き出した千晃に。



漸く笑顔が見れたと、少し安心する。




與「やっと笑ったな」


伊「へ、」


與「笑顔忘れたらあかんで。険しい顔しとったら、赤ちゃんまでそんな顔になってしまうから」


伊「…真司郎、」



メンバーへの後ろめたさは拭えんのかもしれない。



ただ、メンバーだって千晃の事を大切に思ってるって事は忘れんといてほしい。







與「スマホ鳴ってんで」


伊「ほんとだ……あ、」


與「どうしたん?」



伊「詩から…宇野ちゃんと私と、3人で女子会しようって」





ーーほら、やっぱり詩も動こうとしてる





千晃もそれを感じ取ったのか、不安げながらも柔らかく笑みを浮かべた。

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(プロフ) - もえさん» 初めまして、コメントありがとうございます!またまた不穏な展開になって参りましたが、マイペースに更新していきますので、見守って頂けると嬉しいです。これからもよろしくお願い致します! (2020年7月20日 22時) (レス) id: 37dc25736a (このIDを非表示/違反報告)
もえ - 初めまして、いきなりコメント失礼します。いつも楽しみに読ませてもらってます!主人公がこれからどうなるのか凄く気になります。これからも更新楽しみに待ってます!! (2020年7月19日 16時) (レス) id: 3ff6af9b82 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Okymtyu1さん» ありがとうございます!マイペース更新ですが、出来る限り丁寧に書いていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします! (2020年5月24日 15時) (レス) id: 37dc25736a (このIDを非表示/違反報告)
Okymtyu1 - この小説ほんとにおもしろいです!これからも頑張ってください!! (2020年5月23日 19時) (レス) id: 5c489e2e72 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年5月18日 22時

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