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(youーside)
茅野さんから任された仕事は、何事もなく無事に終了した。
「これでインタビューは終了です。ありがとうございました」
「「「ありがとうございましたー」」」
最後だからといって、現場が気まずくなるわけでもない。
いつも通り仲が良くて、個性豊かなAAAメンバーの皆さん。
ファンの贔屓目を抜きにしても、彼ら相手の仕事はとてもやりやすくて楽しかった。
浦「そうだひまりちゃん、お土産秀太から貰ったんだ。遊園地行ってきたんでしょ」
「あ、はい」
宇「いつの間にそんなに仲良くなったの？」
「色々とありまして、」
成り行きです。と言えば、秀太くんが私の肩に手を回す。
末「友達なの、俺達」
近づく距離と体温に、触れた箇所から熱くなっていく。
日「友達、ね」
伊「私、前に遭遇したけど本当に仲良しだよね。何だか兄妹みたいだったもん」
意味深に笑った日高くんに、ちあちゃんがフォローするように口を挟む。
與「あー、高遠さんって妹って感じするわ」
「そう、ですか？」
西「ていうか千晃とちょっと似てる気がする」
末「はいはーい。うちの妹に近づかないでくださーい」
顔を覗き込んできた２人の間に割り込むように秀太くんが入って。
詩「完全にお兄ちゃん枠だね」
あやちゃんもそう言えば、場の空気が明るくなる。
宇「確かに兄妹ぽいっていうのは、見てたら分かるかも」
詩「ねー」
「…それでは私はこれで失礼しますね」
浮かべた精一杯の笑顔は怪しまれずに済んだだろうか。
頭を下げれば、皆さんも挨拶を返してくれる。
部屋を後にして、エレベーターへ向かえば。
伊「ひまりちゃん！」
「伊藤、さん？」
駆け足で追いかけて来たのか、ちあちゃんが後ろに立っていた。
「どうかしましたか？」
伊「さっきはごめんね……兄妹みたいだって言っちゃって」
「えっと、」
返答に困った私に、ちあちゃんは辺りを確認すると私を壁際に連れて行く。
伊「あのね、私の勘違いだったら申し訳ないんだけど。さっきのひまりちゃんの反応見てて、もしかしたらそうかなって」
「？」
伊「ひまりちゃんって、」
他に人の気配はしないけれど。
ちあちゃんは更に声を潜めて続けた。
伊「秀太の事が好きなのかなって」
その瞬間。
胸の鼓動が一つ、大きな音を立てた。
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海(プロフ) - ひろさん» ありがとうございます！私自身マイペースなもので、そう言って頂けると有難いです！これからもよろしくお願い致します^_^ (2020年5月26日 20時) (
レス) id: 37dc25736a (このIDを非表示/違反報告)
ひろ - とても好きです！ゆっくりでも構わないので、更新楽しみにしてます。 (2020年5月26日 17時) (レス) id: 59db8a3c3c (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます！少し特殊な設定ですが、これからもお付き合い頂ければ嬉しいです(*^_^*) (2020年5月14日 15時) (レス) id: 37dc25736a (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - すごく素敵な作品ですね！ (2020年5月12日 15時) (レス) id: fada27738b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海 | 作成日時：2020年3月17日 22時
