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(uno-side)
7人の活動が始まって数ヵ月がたっても、関係が改善されることはなく、私達は足並みが揃わないままだった。
たった二人きりの女子メンバーとして、千晃とはそれなりに仲良くやっているけど、グループ内は居心地がいいとは言えなくて。
そんなある日。
社長からメンバー全員が呼び出しを受けた。
社「最近、スタッフの方からこんな話が上がっている」
一瞬の沈黙。
何か、嫌な予感がした。
社「グループを男女で分けてみないかと」
嗚呼、やっぱり。
嫌な予感ほどよく当たる。
メンバーも流石にどう返事していいか分からなくて、お互いに顔を見合わせる。
日「解散ではないってことですか？」
社「ああ。あくまで男女別にするだけ」
西「でも実質、AAAはなくなるようなものですよね」
與「……俺は別に、それでもええと思う」
伊「真司郎…？」
千晃が少し不安げに名前を呼ぶと、真司郎は表情を変えずに続ける。
與「だって、このままやったら何も変わらんやろ。もし可能性があるんやったら、俺はそれに懸ける」
真司郎の言葉にハッとした顔を見せる千晃。
慌てて辺りを見回せば、日高くんや直也くん、にっしーまで同じような顔。
末「……」
何も言わない秀太。
無表情だけど、どちらに揺れてるのかは何となく分かって。
……そんなの。
ジクリ、と身体の奥で何かが蠢く気がした。
浦「……もし、皆も真司郎と同じ気持ちなら、」
宇「嫌」
思っていたよりも、低い声が出る。
宇「ダメ。AAAは別れちゃ意味がない！このメンバーで、８人で何かを掴みたいの……！っ」
自分で言っておいて、思わず絶句する。
……どうして、８人って言ったんだろう。
友香里はもういないのに。
友香里と同じように……あの子ももういないのに。
浦「宇野ちゃん…」
リーダーが複雑そうに私を呼ぶ。
浦「AAAは７人だよ。これから続けるにしても、そうでなくても…」
社「いや、そうとも言えない」
皆の視線が社長に集まる。
社「……誰か一人でも宇野のような発言をしたら、そうしようと思っていた」
ちょうどその時、ノックオンが響く。
社「入りなさい」
「失礼します」
開く扉。
私達は驚いて声も出なかった。
「……え？」
同じように目を見開く詩が、そこに立っていたから。
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海(プロフ) - あいさん» こちらこそ再びコメントを頂けて嬉しいです♪ありがとうございます！少し書き溜めてからの公開を考えていますので、もう少しお待ちください。楽しみにして下さってる方がいる事が何よりの励みです！頑張ります！！これからもよろしくお願いします(^^) (2018年3月19日 23時) (
レス) id: fc74eeea72 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - まどれーぬさん» こんばんは！大変な時だというのに、わざわざありがとうございます(>_<)明日、普段通りの実力が出せますように…受験頑張ってください！！激励のコメントも、ありがとうございました！ (2018年3月19日 23時) (レス) id: fc74eeea72 (このIDを非表示/違反報告)
まどれーぬ(プロフ) - こんばんは〜！明日受験があるのに気になって読ませていただきました〜！これからも頑張って！！ (2018年3月19日 19時) (レス) id: 6ca81d105b (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 返信ありがとうございます(*´∇｀*)2章楽しく読ませてもらいました(^o^)3章も楽しみにしてます(o≧▽゜)o頑張って下さい☆ (2018年3月19日 18時) (レス) id: 79d2b3f374 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - あいさん» こんにちは、ありがとうございます！次回更新で2章完結予定ですので、暫くお待ちくださいませm(__)mこれからもよろしくお願いします(^^) (2018年3月18日 14時) (レス) id: fc74eeea72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海 | 作成日時：2018年2月18日 22時
